皆さんこんにちは!!
冷たくなった空気に冬の足音を感じる・・・
そらのしたAOです(`・ω・´)ゞ
前回のブログにて、寒い冬キャンプを安全かつ快適に過ごすためには”断熱性(R値)が高いマット”が不可欠だという事と、マット1枚1枚では氷点下以下での冬キャンプに必要なR値5.0以上の断熱性を持つものが(そらのしたには)無いという事と、マットを重ねることで断熱性(R値)を高めることが出来るという事をご紹介しました。
前回は”マットを重ねて断熱性UP!!”と言うところを書くのでいっぱいいっぱいで、それ以外の紹介したかった(細々とした)ことがまだまだあります。
そこで今回は、このマットの重ね合わせを含めたマットの使い方や使い勝手をご紹介していきます!!
それでは行ってみましょう!!
目次
マットを重ねて氷点下の冬キャンプに必要なR値5.0以上を手に入れる
前回のブログや上でも書いた通り、そらのしたで取り扱っているマットには”単独”でR値5.0を超えるものはありません。(2020年11月現在)
そしてマットを重ねることで、断熱性を高めることが出来ます!※この時の断熱性は、重ねたマット同士のR値の足し算で求められます。
俺はZライト ソルとプロライト プラスでオーバーレイ!!
このようにマット同士を重ねることで氷点下以下での冬キャンプに必要とされる断熱性=R値5.0以上を手に入れることが出来ます。
と言うところまでが前回のブログでもご紹介した内容です。
マットを重ねる順番は?
折角マットを重ねて断熱性を高めるのですから、その断熱性・保温性UPの効果がより強く発揮される重ね方をしたいですよね!!
そこで今回はZライト ソルのように、表面にアルミを蒸着させているマットを使う場合の重ね方=重ねる順番を解説します。
※実際にはアルミ蒸着とは似て非なる独自技術のコーティングらしいのですが、詳細が不明ですので代理店様と同じくアルミ蒸着と表現させていただきました。
マットを重ねる場合は、Zライト ソルを上にすると断熱性・保温性がより高まります!!
少し詳しく説明します。
Zライト ソル表面にコーティングされているアルミは、電磁波の反射特性が高い物質です。
この電磁波=赤外線等によって熱は伝えられるので、電磁波の反射特性が高いということは熱を反射し遮ることが出来るという事です。
その為プロライト プラスを上にしても断熱性を高めることは可能ですが・・・
体から発した熱を反射することで保温性を高められるので、アルミ蒸着によってコーティングされた銀色の面が一番上(=体に最も近い)に来るように重ねると、マットの性能が正しく発揮されます!
(参考記事・MSR日本総代理店モチヅキ様の”サーマキャプチャーの謎に迫る”)
マットの使い方・使い勝手
使い方(広げ方・膨らませ方)
そらのしたでは長年レンタル業を行ってきて、取扱商品の種類が増えてきました。
その結果一口にマットと言っても使い方(広げ方・膨らませ方)がアイテムによって異なる・・・ということが発生してきました。
そこでここでは2020年11月現在そらのしたで取り扱っている主なマットの使い方(広げ方・膨らませ方)を3通りに分けてご紹介します。
広げて使う
まず1番シンプルなのが、ただ広げて使うというものです。
Zシールド、Zライト ソル、リッジレスト、フォームパッド ラージが該当します。
Zシールド、Zライト ソルはZ字型に畳まれている物を広げるだけです。
フォームパッド ラージも同じくZ字型に折りたたまれていて、完全に広げると2人用のサイズになります。
Z字型に折りたたまれているフォームパッド ラージをのばす。(この状態で1人用のマットとしても使えます。)
さらに広げることによって、2人用サイズになります。
リッジレストは極めてシンプルで、ただ丸められてゴムバンドで留められているだけなので、ゴムバンドを外してのばします。(ゴムバンドは無くさないように気を付けてください。)
口で空気を入れて使う
続いて口で空気を吹き込んで使うタイプをご紹介します。
そらのしたで取り扱ってる”インフレータブルマット(自動膨張)”は大体このタイプになります。
インフレータブルマットは中にウレタンやスポンジが入っていて、バルブを開けることで圧縮袋を開けたときのように空気が入り中のウレタンやスポンジが膨らみます。そして足りない分の空気を自分で入れて使います。
このタイプはISUKAのコンフィライトマットレス180、ピークライトマットレス180、ピークライトマットレス165、THERMARESTのプロライト プラスとプロライト プラス(女性用)が該当します。
それぞれバルブを開いて自動で膨らませたのち、足りない分の空気をバルブをくわえて吹き込みます。そして十分膨らんだらバルブを回して閉じます。この時口にくわえたまま回すと空気が抜けていきません。
※破損の原因になるので膨らませすぎないで下さい。
バルブ・空気吹き込み口はアルコール除菌・消毒をしています
空気吹き込み口となるバルブは、メンテナンス時にアルコールによる除菌・消毒を行っています。
マットに限らず安心してお使いいただけるようにメンテナンスを行っています。

ポンプバックで膨らませて使う
最後に紹介するのがポンプバックを使って膨らませて使うタイプです。
そらのしたで取り扱っているmont-bell(モンベル)のマットはこのタイプになります。
該当・U.L.コンフォートシステム エアパッド180、U.L.コンフォートシステム エアパッド150、U.L.コンフォートシステム アルパインパッド25 180、U.L.コンフォートシステム アルパインパッド25 150
このタイプは空気取り入れのバルブが、フラットバルブになっています。
これでは口でくわえて空気を吹き込むことが出来ません。
そこで、このポンプバックの出番です!!
ポンプバックは説明書と共に、ポンプバックを使うエアマットをご注文された場合は同梱してお届けします。
このポンプバックの使い方をご紹介します。
マットのフラットバルブのキャップを開きます。
ポンプバックのフラットバルブのキャップを開きます。
この2つを接続します。
そしてポンプバックに空気を溜めます。開口部をギュッと握って空気が漏れないようにします。
ポンプバックを押して空気をマットに送ります。
空気を入れて空気を送る・・・数回繰り返して膨らませます。
膨らんだらマットのフラットバルブを閉じます。
まとめ
いかがでしたか?今までも何回かマットについてご紹介するブログを書いては来ましたが、中々細かな使い方や広げ方・膨らませ方の違いについての紹介が出来なかったので、今回ご紹介させていただきました。
皆様のお役に立てたなら幸いです。
それではごきげんよう!!
【冬キャンプ】冬キャンは断熱性(R値)の高いマットで快適に!!【一枚で足りなりなら重ねればいいじゃない】
