石割山 富士山が眺められる富士五湖周辺の山

登山・山登りコラム

富士山。やっぱり山と言ったら富士山ですよね。

富士山をずーっと眺めながら登山が出来るシリーズをお伝えしていきたいと思います。

今回は石割山です。
神秘の場所として知っている方も多い「石割神社」と山中湖周辺の山ではいちばん高い石割山を巡るコースをご紹介いたします。

石割神社

石割神社 名前の由来

天戸岩が「石」の字に似て割れていることから、石割神社の名がついたといわれています。

実物を見てみてください。本当に岩が割れて石の字に見えるのでしょうか。

石割神社 岩の伝説

富士山の北東、山中湖畔に近い標高1,413mの石割山。その八合目に石割神社があります。石割神社までは、400段の長い階段を上ります。

今では富士山を眺めながら、山中湖を見下ろす人気のハイキング・コースなのですが、昔は女人禁制の修験道の霊場だったそうです。

ご神体は、天の岩戸神話で天手力男命(あめのたぢからおのみこと)がこじ開けたという伝承をもつ高さ10m、横15mの大岩があります。後方の山肌とは約60cmの垂直な隙間で切り離されていて、
天岩戸の表・裏面ともに、凹凸のないきれいな平面で、垂直にそそり立っています。

自然に作られたとは思えないほど奇妙な感じのする岩です。

こんな話も聞いたことがあります。悪人はそこを通ると岩に挟まってしまうという伝説です。ちょっと怖いですね~。

石割神社 御利益

御利益 開運、産業、医薬、悪疫防除、息災長寿

巨石の裏側。 幅約60cmの隙間があり、その間を時計回りに3回通ると運が開けるそうです。

石割山

石割山は、ずーっと富士山が眺められます。

石割山のコース

今回ご紹介するのは、山中湖村平野バス停から石割山を登り、平野バス停に戻ってくるコースとなります。

403段ある階段を上っていくと富士見平に到着。簡単に書いていますが、かなりきついです。

さらに30分ほど進むと、巨岩が鎮座する石割神社。ここで御利益を受けて頂上を目指しましょう。

ここから山頂まではかなり急なコースとなります。足元に露出した岩や木の根があり、注意が必要ですが、滑りやすい場所にはロープが張ってあるので安心して登れます。約20分あまりで、周囲が突然開け、石割山山頂に到着します。

ハイキングコースなのでベンチがあちこちにあるのも助かります。

目の前にはド迫力の富士山、下には山中湖の絶景が広がり、疲れも吹き飛んでしまうほどの満足感が味わえますよ。
中級者から上級者は分岐点を通り過ぎ、大平山ハイキングコースまで足を延ばしてみてもいいかもれません。

長池山まで足を延ばしそのまま花の都公園に下山して、季節の花を楽しむのもいいですよね。

石割山 MAP

こちらは ご自由にプリントアウトしてお使いください。

お子様の塗り絵としてもお使いください。

まとめ

石割山は、気軽に登れて御利益もある、そしてなんといってもド迫力の富士山は見ておくべきですよ。富士山に向かって歩いていく感じは何とも言えません。

是非登ってみてくださいね。

 

そらのした登山

登山用品のレンタル事業を展開して10年超のそらのしたスタッフ。スタッフ内には静岡山岳ガイド協会に所属している者やアウトドア全般に精通したスタッフが在籍。地元山岳会にも所属して冬季登山やアイスクライミング、アルパインクライミングなども嗜むスタッフもいる。「遊び心あふれる仲間づくり」をミッションに活動する。

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