富士山登山の日帰りについて考える(新しいスタイルの富士山登山)

富士山登山の初心者向け基本情報富士山登山のルート

こんにちは。
今日は新しいスタイルの富士山登山について考えてみようと思います。
と言いますのも、新型コロナのパンデミックによりいろいろなことが変わらざるを得なくなりました。これは富士山登山にも同様にいえることです。
富士山の登山のされ方をとっても歴史を見ればいろいろと変わってきています。当たり前ではありますが今から百年前は今のような富士山登山の形態ではありませんでした。

今後の富士山の登り方、新しい登り方もここで考えてみようと思います。

実はこんなことを言うと富士山の山小屋さんから反対されることもあります。それでも富士山登山も変化していく必要があると思うので、ここで提言することに意味があると思っての記載です。

富士山登山の日帰りは可能か?

密になることを避けながら登山をする形態が求められるようになってきました。そのため富士山の山小屋さんでも対策を取られており従来の雑魚寝するような感じとはだいぶ変わって、仕切りがあったり、個室が用意される場合もあったりします。

とは言え、そもそも山小屋に泊まることを避けたいという方もいらっしゃるかと思います。そこで富士山登山を日帰りすることは可能か?と問われれば、条件付きで可能です。

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そもそも夜間登山はどんな時?

まずは基本的な登山について考えたいのですが、一般的な山では日中に登ることが当たり前です。日が暮れたら山小屋もしくはテントで泊まる。そんなスタイルです。日が沈んで登ることはほぼありません。冬など日が出ている時間が短い場合に、まだ日が登る前に早朝に出発するということはありますが、太陽が沈んでから動くというのはすごくリスクが高いので通常の登山では夜間登山はまずやりません。日が出ている間で登山して、下山する。工程が短ければ日帰りで可能ですし、工程が長ければ山小屋やテントで泊まります。

工程が長い短いはどう決まるかというと、個人の体力差で決まります。人によっては1泊2日で行ける工程も別の人には2泊3日になることはよくあります。自分がどれだけ山を歩けるかを各々が理解して、山の工程をしっかりと調べて日程を検討するのが基本な山登りで行われることなのです。

では富士山の工程どうなのか?

上記のことを理解している方、普段から山に登っている方であれば、富士山は十分に日帰りが可能な工程だと自分で判断ができます。そのため何らほかの山と変わらず日帰りの登山をしています。よく山に行く慣れている方であれば、早朝に登り始めたとして、お昼には下山できてしまいます。富士山登山はほかの3000m級の山と比べたらその程度の工程しかありません。3000mをよく登る人には余裕の山で物足りないくらいです。

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でも山登り初心者は同じようにはいかない

しかし、富士山はまったく山を登ったことがない人も登りますよね。そのような人と3000m級の山をよく登る人を一色淡に語ることはできません。富士山登山の日帰りが可能かという問いに対して条件付き可というのは、山に登っていて自分の山登りの体力がわかっている人には可能ということです。自分がどれだけ山に登れるかわからない人に可能か不可能かは判断できません。

いきなりなんの準備もなしに富士山に挑戦するのではなく、近場の山を登るトレーニングをして、長い時間山を歩ける身体にしておくことが大切です。少なくとも山を一日中(6~8時間)歩き続けることができる身体になっていれば富士山の日帰りは大丈夫でしょう。

初心者が日帰りで富士山登山するのは難しい

普段まったく山に登らない人を何度か日帰りの富士山登山に同行したことがあります。この場合ほとんどが早朝に登り始めて、日が暮れるギリギリで下山できるという状況です。だいたい12時間くらい掛かります。山を歩きなれてない人がいきなり12時間も山を歩くわけです。当然歩けませんよね。下山で膝が痛くなり、歩けなくなり、手を貸し、肩を貸し、ゆっくりと一歩一歩足を出し、やっと下山できるという感じです。山でなくても12時間も歩けば、靴ずれも起こるし、足も痛くなるのは当然ですよね。初心者が日帰りの富士山登山をするのはこういうことになります。

だからこそ山小屋があります。初心者でも富士山が登れるのは山小屋があるからこそといっても過言ではないと思っています。初心者は山に登る体力をつけるか山小屋に泊まって体力を回復するかして富士山に挑戦してください。

弾丸登山と日帰り登山は違う

ここで注意したいのは日帰りの富士山登山は弾丸登山とは違うと思ってます。

弾丸登山は夜、日が暮れてから登り始めて、夜通し富士山を登るというスタイルのことを指していると理解しています。途中で述べているように夜間登山は山登りとしてとても異質なもので、基本的にはやりません。弾丸登山もきわめて異質なものだと感じます。富士山でご来光という部分だけを切り取った感じですね。これと日帰りの富士山登山はまったく別物だと理解してください。

よく悪者扱いされる弾丸登山ですが、日帰り富士山登山まで悪者扱いされるものではないと感じます。

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まとめ 富士山を日帰りで登ることは可能か?

富士山を日帰りで登ることは、普段から山に登っている人には可能です。しかしながら普段から山に登ったことがない人には厳しい状況です。山小屋に泊まるプランを検討するか、もしくは山に登るトレーニングを積んでから富士山に挑戦しましょう。

新しい形態の富士山登山として今後も日帰りの富士山登山は増えていくものだと思っています。確かに富士山は3000m級の山としては珍しいくらい工程は短い山です。とは言え3000m級の山ですので、気象状況の厳しさや気圧などはほかの3000m級の山と変わらないので、しっかりと山登りのトレーニングをして登るということが基本になっていくのが望ましいのだと思っています。

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