日本で一番標高が高い富士山は、毎年夏になると全国から多くの人が訪れる人気の山です。
そんな人気の富士登山ですが、標高が高いですし、道のりはそう簡単な物ではありません。そこで、より安全に富士登山を楽しむ為に必要な服装や装備情報について紹介していきましょう。
富士登山シチュエーション別服装解説はこちら
・富士登山の服装(ウェア)について【五合目~八合目】
・富士登山の服装(ウェア)について【雨天・降雨時】
・富士登山の服装について【下山時】
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富士登山の服装
富士登山は夏に行う登山ですが、防寒着は必ず必要になります。真夏でも、標高が高い富士山では気温が0度近くになることもあるのです。そのため、半袖などは絶対NGの服装です。5合目付近でも涼しさを感じるくらいですから、しっかりとした防寒着を着ていく事が大切です。
ただし、登っているうちに身体が温かくなる事もあるでしょう。汗をかくと冷えて身体を冷やしてしまいますから、特に高所での風による寒さに対応するため、レインウェアやウィンドブレーカーなど風を通さない素材で服装を調節できるようにしておくことが大切です。また、想像以上に寒さを感じた時のために、リュックの中にもう一枚衣類を用意しておくと便利です。体温調節は富士山登山を成功させる重要なポイントですから、服装は事前にしっかり準備しておきましょう。
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富士登山の装備
富士登山の際には、リュックや登山靴は必須アイテムです。富士山の登山道は、かなり険しいゴツゴツとした道も中にはあります。歩くというより、文字通り登るような道も多いため、きちんとした登山靴は必ず必要なのです。
また、両手が空くリュックでないと富士山登山は難しいでしょう。手と足を使わないと登れないような道のりもあるため、必ずリュックは用意しておかなければなりません。
さらに、レインウェアも用意しておく必要があります。山の天気は変わりやすいとはよく言いますが、富士山登山においても途中から雨が降ってきたりすることはよくあります。雨に塗れると急速に体温が奪われてしまいますから、もしものためにレインウェアは必ず準備しておきましょう。またレインウェアは風を通さないため、防寒着として大活躍します。
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富士登山のお役立ち道具
富士山登山では、トレッキングポールがあると便利です。
トレッキングポールとは、山登りの時に使う杖のことです。ストックなどとも呼ばれる事があり、あるとないとでは疲れがかなり違ってきます。富士登山の際にも持っておいた方がいいでしょう。杖をつきながら登る事で、足腰にかかる負担をかなり軽減させる事が出来るのです。富士登山では、登っている最中に足を疲労してしまい、下山に差し掛かった時点で、疲労で下山の衝撃を吸収できなくなっており、足腰を痛めてしまう事も多いです。そのため、足腰の負担を軽減するトレッキングポールはかなり重宝するアイテムなのです。普段から膝などの痛みを抱えているという人はもちろんですが、そうでないという人も、出来れば登山前に準備しておいた方が安心でしょう。
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