登山のトレッキングポール(ストック)について(種類・選び方)

ストックとはドイツ語で杖を表す道具であり、英語ではスティックになります。登山に使う物はトレッキングポールと呼ばれています。
富士山登山でも使用される事が多く、伸縮可能ですので携帯がしやすい物になっているのが特徴です。

★登山用トレッキングポール(ストック)とは?富士登山は必要か?

富士登山をする時にトレッキングポール(ストック)は必ず必要か尋ねれば、聞く人によって必要だの必要じゃないだのまちまちな回答をされるのではないでしょうか。メリットとしては腕の力を利用する事で、登山を補助してくれる側面が挙げられます。さらに登山では足の力を使う事になりますので、膝に大きな負担がかかってしまうのです。トレッキングポール(ストック)を利用する事で下山時に膝への負担をゆるめてくれるのは大きなメリットと言えます。さらに身体のバランスを維持してくれるので、転びそうになってもストックを使う事によって、転倒事故を防ぐ役割もあるでしょう。
ただし、トレッキングポール(ストック)を使う事で頼り過ぎてしまいバランス感覚が損なわれる事や、重さへの負担、さらに、取り扱いになれていなければ岩の間に引っかかってバランスを崩す原因にもなるので注意は必要です。
ただ、富士登山においてトレッキングポール(ストック)の最大のメリットは下山時です。初心者にとっての富士登山は過酷ですので、下山の頃にはかなり足が疲労しています。この状態で長い下り道を数時間も歩くのは相当酷なのです。この状態で活躍するのがトレッキングポール(ストック)です。最初はストックが必要なのか??と思うと思いますが、とにかく疲労困憊で藁にもすがりたくなる状態になるわけですから、皆さん「ストックが無かったら無理だった」と感想を述べる人が多い事は頷けます。

岩場でのストック

岩場でのトレッキングポール(ストック)

★登山用トレッキングポール(ストック)の種類

登山用のトレッキングポール(ストック)は大きく分けると2つの種類があります。どちらも同じでは無く、使い方によっては大きく効果が変わって来ますので、選ぶ時には自分に合った物を選ぶ必要があるでしょう。
T字型ストックは、一本で使用をする事を目的として作られている物です。体重をかける事が想定されて作られていますので、きちんとつかめるようなグリップ形になっているのが特徴でしょう。特に真上から体重が乗っても安定する作りになっています。
もう一方はI字型ストックと呼ばれる物で、二本一組で使用する事により効果を最大限に引き出す事が出来るのです。体重をかける事が想定されていませんので、グリップ形状になってはいません。
さらにグリップがT字タイプ、下部がI字のようなハイブリッドタイプの物も出ていますし、修験道の行者が使用していたような金剛杖等も、歴史文化を重んじる富士登山には使われることがあります。

金剛杖の様子

富士登山時の金剛杖

★登山用トレッキングポール(ストック)の選び方

登山用トレッキングポール(ストック)の選び方ですが基本的に登山をする時にバランスを取る事が目的となっています。さらに、足への負担を減らすだけでは無くて、推進力も補助してくれますので、便利な道具です。そのトレッキングポール(ストック)の選び方なのですが、握る所の形状を考えなければなりません。さらに短くできるのかどうか、伸縮性についてもチェックをしておくと良いでしょう。特に富士登山だけでは無く登山初心者の方は調整等もし易い物を選ばれた方が良いかもしれません。
素材もチェックをする必要があります。アルミとカーボン製の物があって、価格についてはアルミの方が手頃なのですが、軽さを考えるとカーボンの方が有利です。さらにアンチショックが付いている物はポールにバネなどがありますので、トレッキングポール(ストック)を付いた時の衝撃が伝わって来るのを緩和させる物もありますのでチェックする必要があるでしょう。
一番重視して欲しいポイントは、伸縮調整のロック機構です。従来はスクリュータイプといって、ストックを回してロックするタイプしかありませんでしたが、今はフリックロック方式というレバータイプのものが出始めております。スクリュータイプだと、締めすぎによるスクリュー部分で破損が起こり、戻せなくなるもしくは締まらなくなるという事が起こりやすいです。スクリュータイプを使ったことがある人なら誰もが一度は経験する体験です。これを克服するのがフリックロック式で、レバーを上げればロック解除、下げればロックという簡単な操作で操作性が良く、さらに締め過ぎによるロック部の破損も防げます。但しフリックロック式のストックは安価な物はなく、一般的にスクリュータイプより高価となります。

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