【初心者向け】テントの選び方(種類・大きさ・価格帯が大事)

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そらのしたレンタルスタッフのコボです!
今日は「テントの選び方」について、お客様からよくいただく質問にお答えしちゃいます!
[そらのしたはテントのレンタルがたくさんあるけど・・・どのテントを選べばいいの?]そんな声にお答えします。

Q:テントがいっぱいあるけど、どんなテントを選べばいいの?

A:テントの使用目的、テントの使用人数、価格帯を考慮してテントを選んでいきましょう。

★まずはどんな種類のテントがあるか知っておこう【使用用途別テントの選び方】

テントは使用用途によって、大きく分けて3種類に分けられます。

  • 山岳テント
  • キャンプテント
  • ツーリングテント

1.山岳テントの用途

山岳テントは、「軽く、コンパクトに」を重視したテントで、主に登山に使われます。
したがって、キャンプテントと比べて、多少居住性は犠牲になっている部分があります。
同じ人数用でも、小さめに作られていますし、高さも低くなっています。

これは山の上でテントを張ることを想定していて、風に強い設計となっているからです。

とても軽くて小さく収納できるため、登山やハイキングなどで、担いで移動する場合や、電車やバスなどの公共交通機関を利用して移動しなければならない場合は、とても便利です。

人が多く、歩いてかなりの距離を移動する音楽フェス・ロックフェスでのレンタルも多いテントです。
4人用のテントでも、収納時は2~3kg、15cm×30cm程度です。最近ではLight&Fastのトレンドが強い為、より軽量化が強化され、1人用、2人用の山岳テントだと1kgを切る重量になっています。

また、建て方もとても簡単・スピーディで、数十秒!~数分あれば簡単に建てることができます。

山岳テントについてはさらに詳しく下記に記載しています。

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2.キャンプテントの用途

キャンプテントは、「広く、快適に」を重視したテントで、主にオートキャンプ場やテントサイトまで車で行ける場所で使われます。

したがって、山岳テントと比べて、携帯性や重量は犠牲になっています。
同じ人数用でも、広めに作られており、天井も高く、ポールと呼ぶ骨組みも丈夫に作られています。

しかし、4~6名用テントで収納時10~13kg程度、30cm×70cmくらいになりますので、持って長距離を運ぶのは不可能です。

建て方は、山岳テントに比べると若干複雑ですが、今のテントは、初心者でも簡単に建てられるように設計されていて、初めての方でも10分~20分程度で建てられます。

ただし近年のグランピングブームにより、大型テントも増えてきているので、初心者はいきなり大型・複雑なテントを選ばずエントリー向けのテントを選ぶようにしましょう。

立てるのが大変なモデルからエントリー向けの立てやすいモデルまでさまざまな種類があります。
初心者は構造が簡単なドーム型テントを選びましょう。

キャンプテントに関してはより詳しく下記で解説しているので参照ください。

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3.ツーリングテントの用途

「山岳テント」「キャンプテント」の中間のような特性を持ったテントが「ツーリングテント」です。
携帯性もある程度保ちつつ、キャンプテントのような快適さ・丈夫さを兼ね備えています。

山岳テントほどではないにしても軽量さと広さのバランスがいい為、キャンプ地まで車で乗り入れられないようなフェスキャンプで使われることも多いです。

2~3名用で収納時5kg前後、20cm×30cm程度の大きさになります。
ソロキャンプでも利用されることが多いツーリングテント。1人用だと小さいのであえて2~3人用を一人で使用することが多いです。

比較的初心者にも立てやすいモデルが多いです。それでいて山岳テントほどシビアさが求められないので、その分、テント内部を広く使う工夫がされていたりします。フェスキャンプ利用などにいいですね。
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★人数と大きさ【大きさ・広さ別テントの選び方】

テントを選ぶ際に【何人用のテント】と表示されていることがありますね。実はその対応人数の定義は統一された規格が無いのでテントの種類によって変わってきます

1.山岳テントの広さ

そらのしたレンタル山岳テントの人気商品「ステラリッジテント4型」(4人用)の場合、200cm×230cmなので、4名で寝る場合、1名=50cmの幅に寝ます。山岳テントの場合は本当に寝るだけのスペースで考えられていることが多く、キャンプ目的でテントの適用人数と同じ人数で利用すると狭い思いをするかもしれません。登山の場合は快適さよりも重さや持ち運ぶことを優先されるのでテントの適用人数=使用人数で良いと思います。

山岳テントは余分なものを省いて軽量化する目的から、寝るスペースだけの人数となっています。キャンプ利用で山岳テントを使う場合は注意してください。

2.キャンプテントの広さ

キャンプテントの場合は山岳テントに比べて広めに作られていることが多いですが、場合によっては許容人数ギリギリを選ぶと、ほぼ山岳テントと同じ幅で寝る感じになることがあります。
例えばそらのしたレンタルテントの人気商品「タフワイドドーム300EX」(4~6人用)の場合、300cm×300cmなので、4名で使うと1名=75cmなのでゆとりがありますが、6名で使うと50cmなので、幅は山岳テントと同じとなります。

大人だけのキャンプなら、許容人数ギリギリよりも、ちょっと大きめを選ぶと快適なスペースが取れ、テントの中で遊ぶ時も広々と使えます。体の小さいお子様がいるキャンプの場合は、許容人数でちょうど良いと思います。

キャンプテントは山岳テントより広々と作られていますが、対応人数そのままで使うと少し狭い思いをする場合もあります。ただ、リビングと就寝スペースが区切られた2ルームテントであれば、就寝スペース=対応人数で選んでも大丈夫です。

3.ツーリングテントの広さ

ツーリングテントはキャンプテントと大体同じつくりでできていますが、あまり大型のテントはありません。
そらのしたレンタルツーリングテントの人気商品、2~3人用の「ツーリングドーム/LX」の場合、210×180cmですので、2名ならラクラク、3名だとちょっと狭い感じです。

こちらも実際に使う人数=対応人数で選ぶと少し狭い思いをする場合があります。
実際に使う人数+1人の対応テントを選ぶといいでしょう。

★値段【価格別テントの選び方】

それぞれのテントについての価格帯とその理由を説明していきます。

テントってたくさんあるけど、この前山の専門店に行ったら小さいテントで5万円とかしてびっくりしちゃった!

ホームセンターでテントが1万円程度で売っていたりするのにそういうものと何が違うのかしら?

1.山岳テントの価格

2~3人用サイズで5万円程度が主流です。軽量かつコンパクトさを重視しているため、テントに使用される生地も軽くて高強度の生地が使われていたり、ポールにしても軽量&高強度材料が使われます。もちろん高いものもあって2~3人用サイズでもカーボン製ポールを使用していて、冬季の山での強風にも耐えられるテントだと10万円以上するものもあります。

レンタルの場合およそ7,000円~10,000円程度になります。

テント 山岳テントレンタル商品一覧|登山用品
アウトドアギアレンタルそらのしたの登山用品「テント、山岳テント」 レンタルアイテム一覧

そらのしたの山岳レンタルテントでは、ステラリッジテント、エアライズ、アクセス、ハバハバなどがあります。

2.キャンプテントの価格

山岳テントに比べると、ポール材質や生地に対して軽量化が求められないため、その分安価にしやすい面があり、テントの広さ・大きさの割に価格がリーズナブルになり易いです。例えばエントリー向けテントであればコールマンやスノーピークと言った有名メーカーの3~4人用のテントで3~4万円で購入することができます。またホームセンターのノーブランド品だと1~2万円で購入も可能です。

ただし、キャンプは趣味嗜好が強いので、凝った作りのテントも今は沢山作られていて、広さも大型化しています。広いリビングを併設した2ルームタイプのテントだと4~5人用で10~15万円といった価格帯のテントもあり、テントにどこまでこだわるかといった点で価格帯が異なってきます。

レンタルの場合、ラインナップが幅広いため選ぶものによりますが7,000円~20,000円程度になります。

テント キャンプテントレンタル商品一覧|キャンプ用品
アウトドアギアレンタルそらのしたのキャンプ用品「テント、キャンプテント」 レンタルアイテム一覧

そらのしたのレンタルキャンプテントでは、アメニティドーム、タフワイドドーム300EX、BCクロスドーム、モノポールテントのピルツなどをご用意しています。

3.ツーリングテントの価格

どちらかと言えばキャンプテントの材料を使って1~2人用に作った形になっているので、キャンプテントを少し安くしたような価格帯になっています。エントリーモデルだと1~2人用で2~3万円で購入することができます。山岳テントほど軽量&コンパクト性が求めらていない分、使う材料の選択肢が増やせるので、リーズナブルな価格でも販売されています。

レンタルの場合およそ6,000円~8,000円程度になります。

テント ツーリングテントレンタル商品一覧|キャンプ用品
アウトドアギアレンタルそらのしたのキャンプ用品「テント、ツーリングテント」 レンタルアイテム一覧

そらのしたのレンタルツーリングテントでは、クロノスドーム、ツーリングドーム/LX、コンパクトツーリングテント/LXがあります。

テントの選び方まとめ

今回はテントを山岳テント・キャンプテント・ツーリングテントの3区分にて大きさ等の違いを解説しました。テントの対応人数というのは明確な規格がなく、それぞれ用途に合わせてメーカー側がおよそ参考となる人数を表示しているだけですので、今回解説した大きさのポイントを踏まえて最適なテントの選定をしてみてください。

今日の「How To そらのした」は以上です!
また次回をお楽しみに!

そらのしたキャンプ

キャンプ用品のレンタル事業を展開して10年超のそらのしたスタッフ。スタッフ内にはキャンプインストラクターを取得したベテランキャンパーやキャンプだけでなくアウトドア全般に精通したスタッフも在籍。山梨県富士吉田市に拠点を置き、「遊び心あふれる仲間づくり」をミッションに活動する。

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