寒暖差が激しく、まだまだ寒い時間帯もありますが、ようやく各所で桜の満開が見られます🌸
はじめまして、そらのしたのEmiと申します。以後、お見知りおきをm(_ _)m
目次
キャンプ初心者おすすめテント:タフワイドドームの魅力
筆者はキャンプのド素人なので、お花見キャンプ!と言うものの、
恥ずかしながら、そもそもの知識が真っ白です…。
そこで、同じような初心者の方にもおすすめできる、テントと言えばまずこれ!
コールマンのベストセラーテント
『コールマン:タフワイドドーム』
の紹介をしていきたいと思います。
【初心者におすすめテント】タフワイドドームのメーカーについて
まず初めに『コールマン:Coleman』とは、
知る人ぞ知るアメリカの老舗アウトドアメーカーです。
アウトドアをあまりやらない方も、耳にしたことがあるのではないでしょうか?
キャンプ場に行けば、右を見ても左を見ても
コールマンの緑で埋め尽くされているんじゃないか、というくらい代表的なメーカーです。
テントだけでなく、様々なアウトドア品が発売されており、
そらのしたのレンタル品でも、いくつか取り扱いがあります。
代表的なメーカーの最も代表的なテント!the most popular tent!それこそが
『タフワイドドームシリーズ』 なのです!
長くキャンパーに愛されてきたモデルで、現在はタフワイドドームⅤとして5シリーズ目を迎えています。
【初心者におすすめテント】タフワイドドームの魅力
■タフワイドドームの魅力その1:テントの設営方法が簡単であること
テント初心者にとって何よりの鬼門。テントの設営方法。
これが複雑であればある程、挫折してしまうのではないでしょうか?
『タフワイドドーム』最大の魅力は、
なによりその設営が簡単なところにあると考えます。
公式サイトでも謳っているくらい、一人で設営できちゃうほど簡単なのです!
最近のモデルには、アシストクリップというものをエンドピンに使用しており、
より快適に一人でのテント設営をサポートしてくれます。決して安易なつくりだからなのではなく、こだわりにこだわりぬいて完成されたタフワイドドームの在り方は、キャンプ初心者に安心を与えてくれる存在です!
■タフワイドドームの魅力その2:快適なテント環境
テントはキャンプでいうところの本拠地、家も同然です。
安心できるはずのプライベートルームが最適ではなかったら、
せっかくの思い出も台無しになってしまいます。
タフワイドドームでは、テントにおける快適さを突き詰めております。
■家族4-5人がゆったりと寝れる広い300cm幅
■テント内の移動も楽々、大人も安心の高さ175cm
■室内の空気循環を促すサークルベンチレーションシステム
※Coleman公式サイトから引用
天井が高く、お子様連れの家族でも快適に過ごせる広さ。
UV加工がされているので、紫外線対策もばっちりです。
また、「サークルベンチレーションシステム」という独自のシステムを使用しております。
これにより、新鮮な空気を下から取り込み、
こもった空気を上から出す空気循環が可能となります。
非日常を味わいながら、日常での癒しを得られるタフワイドドームのテント環境は、
初心者の方にも、ベテランキャンパーの方にも嬉しい造りとなっています。
■タフワイドドームの魅力その3:名前の通り「タフ」であること
組み立てやすい、快適なのも分かった!でも、テントってすぐに壊れないかな?
筆者のイメージがまさにそれでした。
打ち込んでいるとはいえ、布張ってるだけって不安なのでは?と。
ご安心ください!
強風や強い雨にも耐えられる抜群の安定性を誇るのも、
タフワイドドームの魅力なのです!
撥水性の高い布を使用することで、雨水をしっかり弾く。もちろん、防水もあります。
強風でもびくともしないアルミ合金製のポールを使用しているので、強い力をいなし、安定してくれます。風速15m/s ~20m/sの実証テストもクリア済み。
わが家が安全なのは、なによりも大事なことであり、おすすめするに値する事だと思います!
また、話は脱線いたしますが、テントのメンテナンスならぜひ
そらのしたのテントクリーニング
をご利用下さい!耐久性もよく、丁寧に扱っていてもどうしてもご自宅で手入れをするには時間も手間もかかるとおもいます。東京や大阪のマンションにお住いの方であればテントを広げて乾燥させようにも広げる場所が確保できず大変ですよね。自分でできないのであれば、大切な商品をプロの技術でお手入れしてみませんか??
気になるかたは、下記のテントクリーニングサービスからどうぞ!
■タフワイドドームの魅力その4:コストパフォーマンス
上記に挙げている項目は、
もちろんいろんなテントでも見える特徴のひとつではあると思います。
では、なぜここまでタフワイドドームを推していくのか?
それは、圧倒的なコストパフォーマンスにあります。
テントメーカーは数あれど、
タフワイドドームは他に比べとても安価で手に入れることができます。
探し出せばもっと安いテントもあるかもしれません。
しかし、Colemanはアウトドアメーカーの老舗といえる程、知名度No.1のメーカーです。
購入後のアフターケアも充実しており、困ったときでも情報量も多いので、
初心者の方にとってうれしい特典の一つだと思います。
上記のように、「タフワイドドーム」はテントを始めるきっかけとしても
長く使っていくうえでもとても頼りになるテントとなっております!
せっかくなので、そらのしたにあるタフワイドドームを実際に立ててみたいと思います!
初心者におすすめテント:タフワイドドームを立ててみよう!
1:テントの中身の確認(今回使用するのはタフワイドドームⅣ)
①本体(インナーテント)
②フライシート(テント本体との間に通気・通風のための間隔をもって重ねて張り、風雨の侵入を軽減するための防水処理された布地)
③ポール各種(種類ごとに分けて置いておくと分かり易い)
④自在ロープ(テントを張る際に必要な、ロープと金具がセットになっているもの)
⑤ペグ(スチール、プラスチック)
⑥ペグを打ち込むためのハンマー
この時点で付属品の確認をしっかりと行ってください。
部品が一つでもないとせっかくのテントも立ち上がりません(汗)
閑話休題、ここでインナーとフライを並べて撮影していないことに気づいた筆者…(;’∀’)
2:テントのインナーテントを組み立てる
1.ロゴがある方を下にして、インナーテントを広げます。
組み立て時に空気が入るとやりやすい為、
この時に入口付近のファスナーをあらかじめ開いておきましょう!
2.広げ終わったら、メインポール(シルバー二つ)を組み立てます。
ポールにはショックコードと言われる伸び縮みするゴム紐が入っており、
節目ごとにポールを伸ばしてはめていきます。
中途半端な入れ方をしてしてしまうと破損の恐れがありますので、
しっかりと差し込んでくださいね。
3.組立終わったメインポールをスリープに通します。
ポールは引っ張って入れ込むのではなく、必ず押して入れてください。
ゴムで繋がっているので、引っ張るとせっかく差し込んだ部分が外れてしまいます。
4.通し終えたらリア側(メインポール)の端を、
インナーテントのコーナーにあるループ(ヒモ)についているエンドピンにそれぞれ差し込みます。
後ろ→前の順にピンを差し込んでいきましょう。
フロイント側を差し込む際は、ループを足で固定して、
ポールをしならせながら入れていきます。
↑タフワイド独自のエンドピン。一人でも簡単に出来るアシストクリップ。
5.全て差し込み終えたら、インナーテントについているフックをメインポールにかけて固定します。
↑ベージュテープのフックをかけてください!
3:フロントポールをセット
1.メインポールの時と同様にフロントポールをのばします。
2.フロントポールの端をインナーテント横にあるループについているエンドピンに差し込み、立ち上げます。
↑インナーテントフロント側にあるグレーのループ(手に持っているのが一人でも立てやすくなったアシストクリップ)
3.インナーテントに付いているフック(テープがグレー)をポールにかけて固定します。
ここのポールは、フライトシートをかぶせた時の前室部分として必要なものとなります。
4:リアバイザポールをセット
後室部分として必要なポールになります。
ポールを組み立てたらリア側(後ろ)にあるフックについているグロメット(丸い穴の形をした金具)に差し込みます。
5:設営位置の決定と、テントの固定
1.インナーテントを立てる際に開けていたファスナー部分をすべて閉じましょう。
開けっぱなしのまま設営してしまうと、固定した際に引っ張りすぎていてファスナーが閉まらなくなってしまうことがあります!
ファスナーを締めたら、好きな位置へテントを移動し、固定していきます。
地面が平らで、日陰のある場所を選びましょう!
2.ペグを利用して、各ループに打ち込んでいきます。
ハンマーは付属の物を使用してください。
風上から対角線上に6カ所打ち込んでいきます。
ペグは写真のように張り綱に対してペグが垂直になるように、地面に角度をつけて打ち込んでいきます。
フロア(床)のしわをなくすため、ループを少し引っ張りながらペグで固定していきましょう。
6:リッジポールをセットする
1.リッジポールを他のポールと同様に組み立てます。
2.フライトシートを広げ、天井部分にあたるベンチレーション(メッシュ)横にグロメットがあるので、ポールの両端を差し込みます。
7:テントのフライシートをかぶせる
1.ファスナーがついている部分をフロント側にして、フライシートをインナーテントへ被せていきます。フロントポールとリアバイザーポールは、フライシートの内側になります。
あらかじめフライシートを横に広げ、被せる様にかけるとやりやすいかもしれません。
↑この日は風が強く、とても躍動感のあるフライシートの写真がとれました(笑)
2.フライシートの端についているフックを、
インナーテントコーナーのループについているDリングにかけます。
3.フライトシートの内側にあるマジックテープでそれぞれのポールを固定していきます。
メインポールとフロントポールの交差部は、両方のポールを巻き込むようにして固定しておきます。
4.フロント・リア側のループを張り出し、ペグで固定します。
ペグの角度は前述したとおりに。ただし、テープを引っ張りすぎてしまうと、ファスナーに負担がかかり、フライシートが破損する恐れがありますので、気を付けてくださいね。
5.次に両サイドのループを外側に引っ張り、インナーテントから十分離した場所でペグを打ちましょう。両サイドは外気の取り入れ口となる為(ベンチレーションシステム)、空間をつくるように意識してください。
↑両サイドにあるベンチレーションのマーク
8:ロープを張り固定する
ストームガードシステム(ストームガードに付属のロープを結び、ペグで固定する方法)により、テントの安全性を高め、フライトシートとインナーテントの接触を防ぎます。
大きなテントは構造上風の影響を受けやすいものなので、「ストームガード」を必ず活用ください!
上記の場所にそれぞれの色とおなじロープをセットし、本体から約1m程離れた位置にペグを打ち固定します。ポールが前後左右動かなくなるよう調節してください。
ロープを結ぶ際は、結び目の王とよばれる「もやい結び」を活用するとより強力に便利になります。でも覚えるの面倒だなと思ってついコマ結びをしてしまって、テントの撤収の際に結び目が解きにくいということになりがちです。でももやい結びをすればロープが解きやすくてスマートに撤収できます。
もやい結びとは…舫い結び、もやいむすび、ボーラインノット、ブーリンノット、ブーリン(Bowline/Bowline knot))とは、ロープの端に大きさの変化しない輪をつくる結び方のひとつ。使い勝手のよさや用途の多さから「結び目の王」(King of knots)と呼ばれることがある※wiki調べ
つまり、キャンプをするうえで覚えておいて損はない結び方ということです!
左→右→左→右の順番で結んでいきます。
ロープは金具部分を動かすことで、テンション(張り具合)を調節できます。
☆タフワイドドームついに完成☆
↑今回自在ロープは一部のみとなっております。
今回お手伝いしてくれた、chieさん、keiさん、そして私含め、タフワイドドームⅣを組み立てるのは全員初心者でしたが、組立の所要時間は1時間程でした。特別複雑な工程もないので、慣れてくればどんどんスピードアップできると思います!
そらのしたyoutubeでも、同じタフシリーズの300を組み立てた動画がありますので、ぜひご覧ください!↓↓
ちなみに、最新のタフワイドドームⅤはどこがバージョンアップしたのか?
まずはメーカーサイトの内容ですが下記となります。
コールマンのロングセーラー「タフワイドドーム」の居住性がさらにUPして登場。ベントフレームを採用しているので、テントの壁が立ち上がり、室内が広くなりました。
インナーシートとグランドシートをセットにしたスタートパッケージで、初めての方にも安心してお使いいただけます。■大きなフロアサイズと、ベントフレームで居住空間がアップし、家族みんなが快適に過ごせるワイド空間
■1人でも設営できるアシストクリップ
■強風でもびくともしないアルミフレーム
■風を取り入れ排出を繰り返し涼しい空間を作るサークルベンチレーションシステム
■インナーシート・グランドシート付コールマンウェブサイトより引用
だいたいタフワイドドームⅣと同じことが書いてあります。どこが変わったのか?分かりにくいですね。
タフワイドドームⅤ:色が変わった
今までコールマンのテントと言えば緑!だったのが、タフワイドシリーズだけでなく少しずつ変わってます。ちょっとおしゃれな感じですね。
タフワイドドームⅤ:売り方が変わった
ここ、結構大きなポイントです。タフワイドドームⅣまではテント単品と、テント&マット&グランドシートがセットになったスタートパッケージの2つがラインナップされていましたが、タフワイドドームⅤではテント単品販売がなくなりスタートパッケージのみでの販売となっております。そのため、入手しようとすると定価62,800円となります。以前はテント単品で3~4万円程度で購入できていたので約倍の値段となりましたね。
タフワイドドームⅤ:ちょっと広く感じるようになった。
最近のテントの流行りなんですが、テントは四角い立方体ではないのでテントの四隅はテントの中心部に比べて天井が低くなってしまうので居住性が悪くなります。このテントの欠点を解消するため、できるだけテントの四隅の壁を垂直に立てようとしてタフワイドドームⅤではベントフレームという名前で、フレーム形状によって壁をできるだけ垂直に近づける努力をしています。これにより壁側に近くても(テントの四隅の方に近づいても)居住性が改善され広く感じるようになります。タフワイドドームⅤではベントフレームですが、フレームを増やして壁を垂直近くに立てる構造のテントもあります。広いテントの方が気持ちいいですしね。テントの流行りです。
コールマン:タフワイドドーム!その魅力と組み立て方 おわりに
いかがでしたか?
タフワイドドームについてみっちり語っていきましたが、
少しでも魅力が伝わったでしょうか?
私自身調べてくうちに、まんまと沼につかりました(笑)
タフシリーズは今回組み立てたⅣ以外にもたくさん種類がございます!
まずはこのタフワイドドームに触れて、キャンプへの入り口を潜ってみてはいかかですか?
それではこのへんで(*´ω`*)
※タフワイドドームⅣ スペック
サークルベンチレーション搭載居住性抜群のタフワイドドームテント
■サークルベンチレーションシステム
■広い居住空間
■アルミ素材のメインポール
■より簡単な取り付けが可能になった新型ポールフック
■ジッパー位置に迷わない2ラインジッパーのDドア
●耐水圧:約2,000mm(フロア:約2,000mm)
●定員:4~6人用
●使用時サイズ:約300×300×185(h)cm
●収納時サイズ:約φ25×75cm
●重量:約10.6kg
●材質:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工)フロア/210Dポリエステルオックス(PU防水、シームシール)ポール/(メイン)アルミ合金約φ14.5mm(フロント)FRP約φ13mm(リアバイザー)FRP約8.7mm(リッジ)FRP約φ7mm
●仕様:前室、キャノピー、メッシュドア×2、ベンチレーション、コード引き込み口、ストームガード、ランタンハンガー、メッシュポケット、
●付属品:ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
※キャノピーポールは別売りです(180cmが最適です)
■参考HP
コールマン公式サイト:https://ec.coleman.co.jp/item/IS00060N05006.html
テント研究室:https://www.coleman.co.jp/toughdomeseries/
■使用画像
コールマン公式サイト:https://ec.coleman.co.jp/item/IS00060N05006.html
タフワイドドームⅣ説明書:https://www.coleman.co.jp/customersupport/manual/