みなさんこんにちは。
調べ物をすると、すぐにその商品を買って使ってみたくなってしまう、
消費者の鏡、そらのしたスタッフのemiです。
そらのしたでレンタルできるすることができるモンベルの山岳テント「ルナドーム2型」
こちらが大変優秀で快適であるということを皆様にも知ってもらいたい…!!!
そんなわけで、道具を借りて設営してまいりました!
目次
【モンベル ルナドーム2型】 ステラリッジテントの違い
2019年に発売されたモンベルの山岳テント。
モンベルには人気山岳テントとして、ステラリッジテント2型も出ておりますが、まずはそこの違いから。
ステラリッジテント2型とルナドーム2型でその違いを比較してみました。
ステラリッジテント2型 スペック
【価格】¥29,200 +税
【本体重量】1.23kg(本体、別売りレインフライ含む本体重量)1.43kgkg(ペグ、張り綱、スタッフバッグを含む総重量)
【構成】テント本体1、本体ポール1組、∅3mm反射材入り張り綱4本、16cmアルミペグ12本、ポール応急補修用パイプ1本
旧型ステラはスリーブポール式ですが、最新型のステラは吊り下げ式での設営方法となります。
ペグダウンしてからインナーの設営に取り掛かれるため、簡単に設営することが可能となっております。
吊り下げ式のテントは、ポールとインナーの間に大きく幅を持たせるため、通気性がよく結露がしづらい構造となります。
またステラシリーズはフライシートが別売りとなっており、4色のカラーから好きな色が選べるのも魅力の一つですね!
ルナドーム 2型 スペック
【価格】¥46,000 +税
【本体重量】1.58kg(本体重量)1.79kg(ペグ、張り綱、スタッフバッグを含む総重量)
【構成】テント本体1、フライシート1、本体ポール1組、サブポール1本、∅3mm反射材入り張り綱4本、16cmアルミペグ12本、ポール応急補修用パイプ1本
ルナドーム2型も、基本的な設営方法はステラと変わらず吊り下げ式のポールになります。
加えて天井部分のポール末端を固定する穴が4ヶ所あるため、インナーテントの壁が引っ張られます。
そうすることで四隅垂直気味にがあがり、同サイズのステラリッジ2型以上に広い内部空間となるのです。
ステラにもあるベンチレーションですが、ルナドーム2型は三角型のしっかりとしたディテールに加え、壁4面に配置されるため、テント内の通気性が格段にあがっております。画像の通りにつっかえ棒のようにベンチレーションを広げ、十分に風を通せる構造。
もちろん雨や風が強い場合は、きちんと閉じることができます。
ステラリッジテントシリーズの入口は、短辺部分に配置されておりますが、ルナドーム2型は長辺部分に入口があります。
一見するとだからなんだと言われそうですが、長辺部分に入口があることで、テント内への入りやすさが違います!
荷物も入れやすく、出入りも楽になるので、山岳地帯での野営を少しでも快適にという工夫が伝わります。
そして、総重量。山岳テントにおいて軽さというのは最重要項目。
ステラリッジテント2型は別売りのフライシートを足して総重量が2.66㎏。
ルナドーム2型は付属品含め3.37㎏。
多少ステラリッジテント2型の方が軽いですが、紹介してきた通り、ルナドームには広々とした空間や、ステラリッジテント2型を上回る通気性。どれをとっても上位互換といえるテントであると言えます。
0.71㎏の誤差で、快適空間を手に入れられるなら断然ルナドームの方がお得ではないでしょうか。
【モンベル ルナドーム2型】 設営してみた
論より証拠。
ルナドーム2型の快適さを体感するため、実際にテントを設営しに行ってまいりました。
設営前に確認すること
テントを張る前に必ず中身の確認。
テンション上がって現地ついて、あれがない、これがない…となってしまうと悲しすぎますからね。
そらのしたではテントをレンタルする際に、説明書とチェックシートが付属
商品が到着したら、それらと照らし合わせて確認しておくとGOOD♪
現地に赴きましたら設営場所の候補を探しましょう。
アメニティドームM紹介ブログにて設営時における注意事項が記載されておりますのでぜひ合わせてご覧くださいませ♪↓↓
https://www.soranoshita.net/blog/post-10157/
1 インナーテントを広げて設置
設営場所が決まったら、まずはインナーテントを広げましょう。
風強い時などは、予め両端にあるループにペグを打ち込んで固定すると、作業がしやすいです。
白いメッシュ生地は、真ん中部分をつまんでどちらかに広げておきましょう。
2 ポールの組み立て
ルナドーム2型には2本のポールがあるので、まずはそれらをまっすぐに組み立てます。
ルナドーム2型のポールはアルミニウム合金でできており、高い強度と軽さがある反面、溶接・溶断などは難しいものとされています。
ポールを組み立てる段階で接続部に破損がある場合は、付属のリペアパイプを使い、破損した部分と交換しておきましょう。
ポールはいわば家の大黒柱!特に山岳地帯での野営となればとくに重要な部分となりますので、よく確認してくださいね。
ポールを組み立てる時には、ゴムがきちんと生きているか、
接続部が割れたり欠けたりしていないか要チェック!
2本のポールを組み立てたら、短いポールを長いポールの中心に置き、下の画像のようにロックします。
インナーテントの上に置くとこんな感じ。
四隅・中心それぞれを意識して置いていきましょう。
3 インナーテントを立ち上げる
インナーメッシュにそれぞれフックがついているので、ポールに引っ掛けていきます。
天井フック、両端にはポール受けがあるので、それぞれきっちりはめていきましょう。
慣れていないと少し手こずることもあるので、説明書や形状をよく確認しながらしっかり入れていきましょう。
また地面の方にもグロメット(ポールを差し込む金属)がありますので、少しずつポールをしならせながら、差し込んでいきます。
対立線上で差し込んでいくと、比重が差した方にかかり、作業がしやすくなりますよ!
四隅にしっかりはめ込むと、こんな感じでインナーテントが立ち上がります!
後は両端にあるペグルーフにしっかしペグを差し込んで、インナーテントが飛ばされない様にしていきましょう!
4 フライシートを取り付ける
ここまできたら、あとはフライシートを取り付けるだけ!
フライシートを広げ、入り口の位置を確認したら、インナーテントへふぁっさーとかけていきます。
かけおわったらインターテントとフライシートの中へ入り、ベルクロ(マジックテープ)をポールに巻き付けて固定します。
スペック説明の時にも記載しておりましたが、インナーテントとフライシートにすき間ができることで、通気性が抜群にあがります!
意外とこの作業は見落としがちになるので、フライシートを飛ばされないためにも、忘れずにやっておきましょう。
また、フライシートの中にもポール受けがあるので、しっかりはめ込んでください。
四隅のルーフをインナーテントのフックに通し、自在ロープでテントの張り具合を調整すれば…
完成です!!
【モンベル ルナドーム2型】 中で過ごしてみた
1人で設営して約30分くらい。
丁度お昼時だったので、マカロニと缶詰とじゃ〇りこを買って、クッカーで簡易ポテサラをつくりながらすごしてみました。
湯で時間を間違えたので、味はなんともいえませんでした…。
クッカーもガスバーナーもそらのしたで絶賛レンタル中!
外にでなくても、これだけあればお家でアウトドア気分も味わえちゃうぞ☆
1 入口の広さ
中から見た入口の感じです。
パッと見は山岳テントなのでやはり小さく感じますが、長辺入口だからこそ、大きな荷物ももちながら楽々と。
また、入り口が広い分、テントの中から見える景色もなかなか乙なものでした。
入口部分のフライシートをしっかりペグダウンしておけば、前室の広さも十分確保できます。
2 中の広さ
荷物をすべていれて、足を延ばしてみましたが、なかなか広々。
圧迫感があまりありません。初めに言った吊り上げ式でのポール縦の為、隅から隅まで空間が作られており、
感覚として狭いと感じません。
端っこにテント二つ、リュック二つ、登山靴などをおいて、そのよこで足を広げていますが、なかなか快適空間。
1人で過ごすにはのびのびできそうです!
一応2人用なので、もちろん大人が二人寝れるスペースもありますが、その場合は、あまり広々空間は味わえないと感じます。
【モンベル ルナドーム2型】 デメリット
いままでいい点ばかり紹介してきましたが、ルナドーム2型を設営、過ごすうえでこれはネックだなと感じたのは、入り口や窓をとめるフックが緩い事です。何度くるくる巻いても、するりと抜け落ちてしまうので、ちょっと億劫になりました…
特に気にならない、という方は別段問題ないですが、
しっかりとめておきたい!!という方は、別途でひもを用意したり、フック部分を二重に丸めてみたりして固定をしてみるといいかもしれません。ここまで快適なテントであるならば、最後までこだわりたいポイントですね…!!
【モンベル ルナドーム2型】は快適テント
設営は1人で約30分ほど。慣れてくればさらに半分で組み立てられるくらい簡単です。
重量も軽いので持ち運びもしやすく、中も広いので山岳でも快適!
これで、ステラリッジテントシリーズのように色違いフライシートが出てくれば、お得感がさらに増しそうな予感。
山岳地帯やキャンプ場だけでなく、家の庭などに立てて、簡易的アウトドアを楽しんでみるのもありですね!
その際にはぜひ、そらのしたレンタルのソロキャンプセットなどをお使いください!
アウトドアをより身近に感じてもらい、皆様の日常にすこしでもスパイスが加えられたらと思います☆
山岳テントについて他にも紹介しているブログがございますので、併せてご覧ください!
テントを設営していたら、近くを通りかかったお子様がはしゃいでインナーテントの中でごろごろしてくれました!
な、なごむ…っ!!!