冬キャンプおススメテント【エントリー2ルーム エルフィールド】の建て方畳み方

テント・タープ冬キャンプ

2020/10/21畳みを追記しました

こんにちは、そらのしたナカタです!

冷えてきた今日この頃、寒い時期にこそ建てたいキャンプテント「エントリー2ルームエルフィールド」の建て方・畳み方をご紹介させていただきたいと思います。

キャンプ初心者のナカタ
軽くて広くて最高の「ハビチュード4」を用いたキャンプデビューは雨で撃沈

【MSRハビチュード】軽い!こんなキャンプテント待ってました!
こんにちは、そらのしたナカタです 昨今のキャンプブームでキャンプを経験された方も多いかと思います 登山しかやっておらず山岳テント一択だった私としてはキャンプテントってなんであんなに大きくて重いのだろう・・・とずっと思っていました...

今回もハビチュード4を・・・と思ったのですが、一気に寒くなってしまいますた↓
夜は外気温10度前後になる幕営地で通気性に優れているハビチュードは寒そうだな・・・と思い、気になっていた夏場使用するには暑そうだけど初心者でも設営が簡単らしいというsnowpeak「エントリー2ルーム エルフィールド」を使用する事にしました(*^-^*)

https://www.snowpeak.co.jp/sp/entryline/2room/
メーカーサイトより引用

設営にあたって

①場所決め

設営する場所をまずは決めます。
なるべく平で風が当たりにくい場所がおススメです。
夏場はなるべく陽があたらない場所がいいのですが、冬だとさほど気にしなくても大丈夫です。

このテントは広げるためにかなりの広さを必要とするので気を付けてください(^^;

②中身を出す

エントリー2ルーム エルフィールドの中身を出します

キャリーバッグの中には

  • 本体
  • インナールーム
  • ルーフシート
  • フレームケース
    フレーム長(×1)
    フレーム中(×2)
    フレーム短(×1)
    リッジポール(×1)
  • ペグケース
    ジュラルミンペグ(21cm×22)
    自在付ロープ(2.5m×8、1.5m×8)
  • 説明書

が入っています!

設営

本体の設営

①本体を広げる

まずは入口をどこにするか決め、本体を広げます

この時見えているメッシュがリビングルームにエントリーするサイドドアパネルです。
※前後にもドアパネルはついています

しかしまぁ広げたらデカい(^^;
設営にかなりの場所を必要としますので予めテントサイトの大きさを把握するのが良いかと思います!

②フレーム(ポール)をセットする
  • 袋から色のついた本体フレームを取り出します
    フレームは色分けされているのでとても分かりやすいです!
    赤   :フレーム長(×1)
    黄色  :フレーム中(×2)
    ネイビー:フレーム短(×1)

  • 色付きフレームを組み立てます
    この時フレームが隙間なくしっかりセットされているか注意してください
  • 本体のスリーブにフレームを通す
    スリーブの入り口も色分けされています
    黄色のスリーブには黄色いフレーム、それぞれ同じ色のフレームをスリーブに通します

スリーブは湾曲していて途中引っかかったりするのでゆっくり押して通してください
強引に押し込んだり急いで入れるとフレームが歪んで破損する恐れがあります

相方はネイビーのフレームを間違って黒のスリーブ(天井部の色なしのリッジポールを通すスリーブ)に通してしまいました
「色が似ているから見分けにくいよ」だそうです

ご注意ください

③フレームの端にピンを差し込む
  • フレームをさし終えたら本体についているピンをフレームの末端に差し込みます

 

ピンが付いているコーナーテープもフレームの色と同じ色分けされています(親切で有難いです)

  • 片方を差し終えたら反対側も差します
    この時フレームを湾曲させてピンを差し込むのですが割と力が必要です
    反対側から本体が動くのをおさえてあげると良いと思います

ピンを差し終えるとこんな感じになります

④本体を立てて広げる

寝ている本体を起こします!

ここからフレームを持って・・・蛇腹のように広げます!

おおおお!立った(*´Д`)

⑤天井部のリッジポールをセットする
  • リッジポールを後ろからスリーブにゆっくり押して差し込みます
  • リッジポールの先端を前側のグロメットから差し込みます
  • 次に後側のグロメットつきテープに差し込みます

ちょっと待って!!グロメットに差したいけど、と・・・届きません!!!背伸びしてなんとかセットできるかどうかのギリギリの高さです・・・

わたしのように身長が156センチしかない方が要注意です(*_*)

⑥フレームにプラスチックフックとベルトをセットする
  • 本体についているプラスチックフックをフレームに引掛けます
  • 本体についているリング付きベルトもをフレームに巻き付けます
    ベルトは図のようにセットしてください

⑦各コーナーにあるループをペグ打ちする

天候悪化や風が強い場合は本体の各コーナーのループを説明書に記載されているアルファベット順にペグを打ってください

今回は悪天の心配がなかったので端折らせて頂きました

⑧自在ロープを取り付ける

自在ロープをフレームに巻き付けたリングつきベルトのリングに取り付けます
長いロープは上部、短いロープは下部のリングにセットします

  • 自在の穴にロープの端を通します

  • そのロープの端をベルトのリングに通します

  • 結びます
    この時ぜひ「もやい結び」を行ってください!縦方向の力には強いですが、横方向の力には弱く、簡単にほどくことができます

※自在ロープの取り付け方法はsnowpeak様の方法と異なります、悪しからずご了承ください※

ロープの結び方はこちらのブログをご覧いただけたらより詳しく解説しています↓

【知って得する!ロープワーク】自在ロープの使い方・結び方
みなさんこんにちは! テントを設営する際に必ず使う自在ロープ、結び方次第で固定力がぐんとあがることをご存知ですか? そんなこと知ってるよ!!という方も、ただ結ぶだけでいいんじゃないの…?というかたも、今一度自在ロープについておさらい...
⑨ロープをペグ打ちする

リングに取り付けたベルトを2つ一緒に一つのペグに引掛けペグ打ちしてください

⑩ロープを張る

ペグ打ちしたロープのたるみを自在金具で調整して張ります

⑪ルーフシートを取り付ける

雨よけになるルーフシートを取り付けます

  • ルーフシートをサイドドアがあるシェルター入口側に広げます
    ロゴの印刷が無い面(裏面になる側)を上にして幅が広い方をシェルター側に向けます

  • 裏返しのままルーフシートのベルクロをフレームにつけます

  • そのままひっくり返しながら後ろまで覆いかぶせ、残りのベルクロをフレームに取り付けます
    2人作業必須です!

  • 前後のリッジポールの先端をルーフシートの穴に通します

  • ルーフシートの前後4か所のゴムつきフックと自在つきフックを一緒にフレームに巻き付けたリング付きベルトのリングに引掛けます
    シェルター側は下部のリングに、ルーム側は上部のリングに引掛けてください

  • 残りの4か所のゴムつきフックを上部のリング付きベルトのリングに引掛けます

本体が完成しました!中はとっても広々していてテンションが上がります(*^-^*)

ここからインナールームを取り付けるのですが、昼間はこのまま広々としたシェルーターとして使用するのもいいですね♪

今回は大人2人子供1人なのでインナーを取り付けてもリビング側は広々しているのでそのまま取り付け作業にかかりました

インナールームの取り付け

①インナーを広げる

インナーをロゴがある面を前にして広げます

②インナー後側のゴムループを本体設営時のペグに引掛ける

インナー後ろ側についているゴムループを本体外に出し、一旦外に出てゴムを引っ張りペグに引掛けます

③インナーを吊り下げます
  • 後ろ側からトルグで吊り下げていきます

(トルグという名称を初めて知りましたよ(^^;)

④ペグを打つ

全てトルグで吊り下げたら前の端2か所にペグを打ちます

これでインナールームの完成です!

1人で設営するのは不自由なことが沢山あります2人以上で設営してください(^^♪
エントリー2ルーム エルフィールドを初めて設営したのですが、初心者でも2人で営で40分ほどで設営することができました!

付属の説明書もとても分かりやすく書かれていますのでそちらもご参考ください

メーカーサイトに設営動画もございます♪

テント内

テント内もとても広々していました!

インナーは大人4人がちょうどかな、という広さです

テント内にColemanフォールディングテントマット/270を広げました
マットが少し重なりますが全てをカバーできる大きさでした

今回は地面が芝生で柔らかかったのでmont-bellフォームパッド ラージ1枚を広げて寝ましたよ
(冷気も上がって来ず快適でした)

過ごし方や冬キャンプ持ち物のことは別の機会に触れたいと思います!

畳み方

朝、結露で内部が濡れていたり、外に露がついていたりします
この日も夜に小雨が降り外が濡れた状態でした
濡れた状態のまま畳んでしまうと重さがあり、何よりすぐにカビてしまいます・・・ほんと驚くほどすぐにカビが生えます(*_*)
時間に余裕があるときは建てたまま乾かす
時間に余裕がないときはタオルなどで拭くことをおススメします

撤収は大人2人で30分もあれば完成です!
手順を追っていきたいと思います

まずはインナールームから

①インナールームのペグを抜く
②インナールームを外す

インナールームは入口を少し開けて閉めます(畳む時空気を抜くため)
中に忘れ物をしないように要チェックです!

③ルーフシートを外す
④自在ロープをほどく

自在ロープをほどきます
「もやい結び」は縦の力には強いですが横の力には弱いという特性があります
一度横に引っ張ると結び目が解きやすくなります!

 

⑤リッジポールを外す

ポールは引っ張るのではなく、押して外しましょう

⑥フレームにセットしたプラスチックフックとベルトを外す
⑦ペグを抜く

ペグを抜きにくいときは抜いた別のペグを交差させて引掛けて抜きます


ペグが曲がってしまいそうで怖くなりますが、そらのしたのテントメンテナンスチーム曰く
「ペグは曲がるもの、多少の曲がりは仕方ありません」と言ってもらいホッ・・・

⑧蛇腹状に広げていた本体を畳む

後々空気を抜きやすくするために入口を少し開けた状態でジッパーを閉めます

⑨倒してポールを抜く

ポール途中でつなぎ目が外れてしまわないようには引っ張るのではなく押して外します

⑩それぞれのシートを畳む

この作業は一人でもできなくはないですが、2人でおこなうと早いです!

本体

まずは半面状態にして広げます

端を中のラインに合わせて折ります

更に端を中のラインに合わせて折ります

片方をもう片方の端に合わせて折ります
この時、収納バックを置いて横幅を入る大きさに整えます

端から空気を抜きながらクルクル丸めます

ルーフシート

広げて半分、さらに半分折り、クルクル丸めます

インナールーム

広げます(入口は少し開けた状態で)

半分に折り、さらに半分に折り、クルクル丸めます

⑪すべて収納袋に入れて完成

ペグやロープの数が分らないときは収納袋にメンテナンスチェックシートがありますので
そちらを見て数をご確認ください(^-^)

駆け足で撤収をご紹介させていただきました!

虫がいない、空気が綺麗なこの季節ならではのキャンプを楽しんでいただけたらとおもいます♪

そらのしたキャンプ

キャンプ用品のレンタル事業を展開して10年超のそらのしたスタッフ。スタッフ内にはキャンプインストラクターを取得したベテランキャンパーやキャンプだけでなくアウトドア全般に精通したスタッフも在籍。山梨県富士吉田市に拠点を置き、「遊び心あふれる仲間づくり」をミッションに活動する。

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