テントにマットは必要?【テントマットは持って行こう】

キャンプの初心者向け基本情報テント・タープ
・テントマットを用意した方が良いかどうか?
・テントマットを用意する理由
・どんなテントマットを用意すればよいか?

こんにちは!
そらのしたレンタルスタッフのコボです!
今日も、お客様からよくいただく質問にお答え致します!

Q テントには、別にマットを用意して敷いたほうが良い?

A.はい、できれば一緒にマットもレンタルしていただいたくと、とっても快適です。

テントの床部分は、布のような素材一枚でできています。
もちろん、丈夫な素材でできており、撥水加工もしてありますが、あくまで布ですから、下が固かったり、河原や木の根があるような凸凹している場所だと、とても痛かったり寝苦しかったりします。

また、冬や雪上だと地面が冷たいですし、夏だと露で湿ってくることがあります。
そこで、地面との断熱のためにテントにマットを敷く訳です。

★テントの床部分は、布のような素材一枚でできています。

もちろん、丈夫な素材でできており、撥水加工もしてありますが、あくまで布一枚です。

地面に布一枚で寝るとイメージしてください。レジャーシートの上で寝るような感覚だと思っていただければいいかと思います。

キャンプサイトによってはしたが芝生になっていて、レジャーシートでも寝転がれるような場所もありますが、それでも本格的に寝るとなるとちょっと横になるのとはわけが違って、布一枚の上で寝るのは寝苦しいものです。

テントは就寝スペースでもありますので、寝るためのマットを用意する必要があると考えてください。

★マットの種類

テント内で敷くマットには大きく2つの種類があります。

1.テントマット

テントの床の大部分をカバーするマットです。
絨毯のようなイメージです。
こちらのテントマットの特徴はテント内での活動にも快適になるように大きなサイズのマットになっている点です。後述するシュラフマットはあくまで個人の寝るスペースのマットになっていますが、テント全体もしくは大部分をカバーするマットになっているので、寝るだけでなく、テント内でちょっとした宴会やカードゲームをする際にも快適に過ごせます。

そらのしたでは、キャンプテント用としてフォールディングテントマット300フォールディングテントマット270があります。

ここで注意してほしいのは、テントとぴったりのサイズでは無いことです。
当社のタフワイドドーム300EXは、300×300cmですが、フォールディングテントマット300は、295×200cmです。
横方向はほぽピッタリですが、縦方向は1mほど余ります。
でも、人間の身長は大体の方が2m以内でしょう。
この余った1mの部分に、荷物を置く訳です。
もし、ビッシリ敷き詰めたい場合は、2つ借りていただき、余った部分はマットを重ねるなどして使っていただく形になります。

なお、山岳テントでは、登山時に荷物となってしまうため、コンパクトに収納できる以下のシュラフマットを使います。

フォールディングマット300

2.シュラフマット

シュラフマットは、寝袋の下にだけ敷くマットです。
布団のマットレスのようなイメージです。

空気を入れて膨らませるタイプ

ピークライト180

空気を入れて膨らますタイプが多く、収納時は大体が10cm×20cmくらいの大きさになります。
空気を入れて膨らませるタイプのメリットはコンパクトに持ち運ぶことができる点です。
クッション部分を空気で補うため、例えば上のピークライトマットレス180だと収納サイズが直径13×26cmで済みます。
そのため、山岳テントをレンタルする場合は、このタイプがおすすめです。

空気を入れずに敷くタイプ

また、空気を入れないタイプだと下記のようなモデルがあります。

広げるだけでマットになるタイプです。
また、畳むことができて持ち運びがしやすいようになっています。

空気を入れないタイプのメリットは安定している点です。
空気を入れるタイプの場合、空気の偏りができてしまうため、仰向けに寝ている場合は良くても、横向きになると局所的に重さが掛かり、その部分はすごく凹んでしまう状況になります。
寝ている動きによってマットがすごく揺れてしまうので、安定せず、寝心地が良くないと感じる方もいます。その点、空気を入れないタイプは安定して厚みが確保されるので寝心地も安定します。

また、冬季も空気を入れるタイプだと局所的に凹んでしまい、その部分の断熱性が悪くなり冷えを感じることもあります。その分、空気を入れないタイプであれば物理的に厚みがあり断熱性を確保してくれるので底冷え対策にも有利です。

フォームパッド ラージ

寝袋(シュラフ) マットレンタル商品一覧|登山用品
アウトドアギアレンタルそらのしたの登山用品「寝袋(シュラフ)、マット」 レンタルアイテム一覧

マットのチェックポイント

マットのチェックポイントは厚みです。厚みがあればあるほど快適になってきます。
ただし厚みがあるマットほど持ち運びが不便になります。

テントを張る場所によって必要な厚みが変わってきますのでまずテントの張る場所を確認しましょう。

土の上なのか、芝生の上なのか、木の上という場合もあります。

土の上や木の上の場合、下が固いため比較的集めのマットが必要になります。
空気を入れるタイプだと3cm以上、空気を入れないタイプだと7cm以上あると良いでしょう。

下が芝生の場合はもっと薄いマットでも大丈夫な場合があります。

テントを張る場所の地面が固い、そんなときはコットがあります

テントの下が固いのがどうしても気になる、そんな場合はコットがあります。

キャンプ用ベッドですね。組み立てが大変なくらいしっかり生地が張られるので、結構いい感じの寝心地になります。

コットワン コンバーチブル
コットで寝ると段違いの寝やすさです。Helinoxのコットは組み立てやすさが段違いにやりやすいです。でもしっかりと張りは保ててて寝やすいのがポイント。初心者でも簡単に組み立てられます!全重量が2.32kgなのも嬉しいですね。こちらはロースタイルなので、ハイタイプのコットとして利用したい方は入コットをご検討ください。

今日のHOW TO そらのしたは、ここまでです。
ではまた次回!

そらのしたキャンプ

キャンプ用品のレンタル事業を展開して10年超のそらのしたスタッフ。スタッフ内にはキャンプインストラクターを取得したベテランキャンパーやキャンプだけでなくアウトドア全般に精通したスタッフも在籍。山梨県富士吉田市に拠点を置き、「遊び心あふれる仲間づくり」をミッションに活動する。

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