皆さんこんにちは!!
(2020年11月30日朝・アウトドアギアレンタルそらのした本社近くから見た富士山)
石橋は叩いて渡りたい派・・・
そらのしたAOです(`・ω・´)ゞ(さすがに石橋の写真は無かったorz…)
石橋は叩いて渡りたい派ということで、自分は何か物を買ったりする場合は、あらかじめネットで実際に使った人の声(口コミ)などを調べたりします。写真などあったりしたら、なお良いです!!
と言うわけで(どういうわけだ)今回は”Helinoxチェアゼロ”の特徴と使い方を組み立て時の”実際の写真”と共にご紹介します!
それでは行ってみましょう!!
目次
Helinoxチェアゼロとは?
Helinoxチェアゼロ商品紹介・特徴
ベストセラーモデル「チェアワン」の快適な座り心地を継承しながら、軽量コンパクト性を追求したモデルです。フレームのポールの肉厚を薄くするなど、徹底的に軽量化を図り、ペットボトル1本分に満たない超軽量を実現しました。この大きさ・軽さは登山でも大活躍ですね。スタッフバッグ付き。
やっと登山で持っていける椅子が発売されたという感じでしょうか。コンパクトな椅子と言えば今までだったら釣りで使うような四角型の折りたたみ椅子があったりしましたが、どうしても使い心地が悪い!これを持って行って座るくらいだったら持って行かない!なんて思っていましたが、チェアゼロだったら持って行って行って、有意義なテント泊を過ごせます!!
※マイナーチェンジのためメッシュ部の素材が若干違う商品が混在する場合がございます。
(そらのした商品紹介ページから引用)
本家チェアワンとの比較
チェアワンとチェアゼロ、どこまで違うのか?という疑問も持ちます。
簡単にまとめると①重さ、②サイズ感、③素材が挙げられます。
重さ
チェアゼロの重さがカタログスペックで490g(510g) ※()内はスタッフバッグ込みの重量。一方チェアワンの重さが890g(960g) ※()内はスタッフバッグ込みの重量。となっています。差が450g!ざっくり半分の重さですね。450gというと例えばトレッキングシューズがそのくらいの重さでできていたりします。さすがにトレッキングシューズの替えを持って行って登山する人はいませんが、持っていくことを考えるとさすがに450g差は大きいことが理解できます。
サイズ感
チェアゼロのサイズ
【サイズ】幅52×奥行き48×高さ64cm 【収納サイズ】幅10×奥行き10×高さ35cm
【座面高】28cm
チェアワンのサイズ
【サイズ】幅52×奥行き50×高さ66cm 【収納サイズ】幅35×奥行き10×高さ12cm
【座面高】35cm
この違い、座り心地は維持したというメーカーの意図もあり、座面高以外は結構十分な座り心地が維持されています。座面高は7cm違うと身長の高い人には特に低さを感じます。でも快適さを追求したものでないという点は汲んでおきたいところです。
収納サイズは収納方法の違いから記載方法がちょっと違いますが、チェアゼロの方が一回り小さく作られているのが登山泊やツーリング泊など荷物の積載量に制限があるキャンプ泊ではとても嬉しいです。
素材
チェアゼロとチェアワンの大きな違いはシート素材です。
チェアゼロのシート素材は下記のようなグランドシートやテント底面のようなポリエステル・リップストップ地を採用した軽量シート素材です。一方、チェアワンは同じポリエステルではありますが、織物(ファブリック)感があり、よりしなやかな座り心地を提供してくれます。この点で座り心地に差が出ますが、重量の差にも貢献しているので、この用途として理解しましょう。
結局チェアゼロに適している人は?
総じて、チェアゼロの特徴からこんな方に合ってるんじゃないかと思います。
- 登山のテント泊などで椅子を持っていきたい人
- フェス利用でキャンプ場所と車が離れていて長距離荷物を持って移動する人
- ツーリングキャンプで荷物をできるだけコンパクトにしたい人
徹底的に比較した記事は下記にまとめています

Helinoxチェアゼロ・組み立て方紹介・解説
中身を出す
こちらがスタッフバックに入った状態の”Helinoxチェアゼロ”です。
スタッフバックの開け口は上の方にあります。同じHelinoxのチェアワンとは違い、ヒモでギュッとしぼって閉じるタイプの開け口です。
※ちなみにチェアワン・チェアワンLはチャックで開閉するタイプの開け口です。
スタッフバックを開けたら中身(=チェアゼロ)を取り出します。
取り出した中身を開きます。チェアゼロは座面シートにポールが包まった状態で仕舞われています。(チェアワン・チェアワンL・サバンナチェアも同じように仕舞われています。)
左が座面シート、右がポールです。それぞれ畳まれているので組み立て・展開して合体させます。
ポール・フレームの組み立て
まずはポールから組み立てます。
ポールの中にはゴムが入っています。このゴムの張力に従って、ポールをジョイント部分に差し込んでいきます。
二分割されている背もたれのポールの中にもゴムが入っていて繋がっています。
ポール同士もゴムの張力に従って繋げて伸ばします。
全てのポールをゴムの張力に従ってパチパチと組み立てて、骨組みーチェアゼロのフレームの完成です!!
座面シートを広げる
ポールに続いて座面シートの合体準備をします。
シートを広げます。
座面シートの上下を確認する
座面シートの裏側を見ると上下が確認できます。
背もたれ側が矢印と”THIS SIDE UP”と書かれています。
座面・臀部側には”THIS SIDE DOWN”と書かれています。
※THIS SIDE DOWNの近くに簡単な組み立て説明図がプリントされています。
英語?なのでよくは分かりませんがw
座面シートとフレームを合体
最後に座面シートとフレームを合体させます!
座面シートのポール差し込みソケット(THIS SIDE UP側)に、背もたれのポールの先端を差し込みます。
反対側の背もたれのポールも同様に差し込みます。
背もたれのポール2本と座面シートを合体出来たら、下の方のポールと座面シートを合体させるために、イスを後ろに倒します。
下の方のポール2本と座面シートを背もたれ側と同じように合体させます。
合体が進むにつれ座面に凄いテンションがかかってピンっと張ってくるので最後の方はかなり引っ張りながら合体させていきます。
Helinoxチェアゼロ合体完了!!
Helinoxチェアゼロ・撤収
先ずは座面シートとポールを分離させポールを畳みます。
続いて座面シートを畳みます。
座面シートを横方向に二つ折りで畳みます。
次に縦方向に畳みます。
畳んだ後、厚みのあるポール差し込み用ソケットの部分をズラします。
そして畳んだ座面シートでポールを包みます。
ポールを包んだらスタッフバックに入れて・・・
スタッフバックの口を閉じます。
これでHelinoxチェアゼロの撤収は完了です。
まとめ
いかがでしたか?”Helinoxチェアゼロ”の”組み立て”と”撤収方法”について分かっていただけましたか?
チェアゼロ(チェアワンも)は組み立てると座面に凄いテンションがかかってピンっと張ります。
そのため組み立て時や撤収時に座面シートを引っ張ったりで、かなりの力が必要になる場面があります。
そのため可能であれば、キャンプ場等の屋外で使う本番の前に、ご自宅などで試しに組み立ててからお使いいただくと間違いないと思います。
(これはチェアゼロ・チェアワンに限った話ではありませんね。)
説明書などを読んで分かりにくい場面などがあった時、このブログが役に立てれば幸いです。
それではごきげんよう!!
商品スペック・商品仕様
【重量】490g(510g) ※()内はスタッフバッグ込みの重量です。
【カラー】ブラック(BK)
【サイズ】52×48×64cm(幅×奥行き×高さ) 【収納サイズ】10×10×35cm
【座面高】28cm
【耐荷重(静荷重)】120kg
「Helinox(ヘリノックス)」は、世界最高の強度と柔軟性を持つ超軽量アルミニウムポールを採用したアウトドア・ファーニチャーの世界的ブランドです。フラッグシップモデルの「チェアワン」は、各国のスポーツブランドが一同に集まる世界最大級の国際総合見本市「ISPO 2013」でISPOアワードを受賞しています。
(モンベルウェブサイトから引用)
チェアゼロのレンタルは下記から可能です。
