皆さんこんにちは!!
さて梅雨が明けたとは言え、ゲリラ豪雨を筆頭にまだまだ雨に対して気を抜けない季節ですね!!
というか日本の場合雨に対して気を抜ける季節の方が少ないか・・・
前回テントメンテナンスについて解説したブログにて、”水・湿気はテントのポリウレタンコーティングの劣化と臭いやカビの原因となる”と紹介し、”何よりも大切なのは使用後はなるべく早く”完全”に乾かすことです!”と書きました。
しかし家庭・住宅の環境などのライフスタイルによってはテントを広げて水気を拭き取ったり、干して乾かしたりするということが困難な方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、そらのしたがお客様のテントをお預かりしてテントのクリーニングや撥水加工を行う”そらのしたテントクリーニングサービス”について紹介します!!
それでは行ってみましょう!!
目次
そらのしたテントクリーニングサービスとは?
そらのしたのアウトドアギアレンタル業で培われたメンテナンス技術や、アウトドアウェアへの撥水加工サービス”ドロップルーフ”の技術を応用した撥水加工を行うサービスです。
アウトドアの専門クリーニング店であるからこそ、洗い・乾燥・撥水・仕上げにすべて専門設備を使って作業していきます。お返しするテントは綺麗というだけでなく、その綺麗さが持続する抗菌加工や、非常に高いレベルで持続する撥水加工が使用しても長持ちします。特に撥水性に関しては研究を尽くして開発した撥水力ですので他社が実施するものと別次元の撥水加工となっています。
(一部ホームページより引用)
テントクリーニングサービスには3つのコースがあります。
乾燥・拭き清掃コース
納期:最短3日~
作業内容:乾燥・拭き掃除
テントが濡れている場合、届き次第すぐに乾燥させて、汚れを拭き取りにて清掃するコースです。水洗いによる洗浄や撥水加工は行いません。
※このコースは、テントが届き次第すぐに乾燥させるため、テント到着後のキャンセルができません。
上でも書いた通り、水はテントの天敵です!しっかりと乾燥させることは、ポリウレタン劣化を抑えテントの防水性を維持し、臭いやカビの発生を抑えます。
それゆえ迅速な乾燥を行う必要があるからです。
ご了承のうえお申込みくださいませ。
エコノミーコース
納期:約1カ月
作業内容:除菌・抗菌・乾燥・消臭
テントの洗浄に適した洗剤に除菌・抗菌効果をプラスして洗濯していきます。撥水と仕上げが無いためグッとコストを抑えてメンテナンスが可能です。
レンタル品のテント同様、イオン水と抗菌剤を使って洗浄しています。
イオン水は洗浄力が強力なだけでなく、高い除菌効果も持っています。
洗浄後は専用乾燥室に入れて完全に水気を切ります。
お客様により快適にキャンプ・テント泊を過ごして頂くために、テントの性能面だけでなく衛生面でも高い効果を発揮する工法を選んで行っています!!
※繁忙期は納期を長くいただく場合があります。詳しくは電話等にてお気軽にお問合せ下さい。
TEL. 0555-73-8850【お電話受付時間】10:00~18:00
デラックスコース
納期:約1カ月
作業内容:除菌・抗菌・乾燥・消臭・耐久撥水・仕上げ(アイロン等)
適切な下洗いを行ったあと、そらのしたがメンテナンスで培ってきたアウトドア専門耐久撥水加工を施します。より高い撥水性を求める方にはこちらのコースがオススメです。
(Colemanタフワイドドームを使っての撥水試験。テントの素材や生地の劣化具合によって発揮される撥水性は異なります。)
仕上げ時は専用のアイロン台を使ってアイロンをかけます。
テントの劣化を抑える!?テントクリーニング
テントの防水コーティングが劣化する原因
基本的にテントの構造はナイロンやポリエステルなどの表地があってその裏側にポリウレタンによる防水コーティングが施されています。
※このブログでは生地裏側の防水コーティングの面を裏地と表現させてもらっています。
このポリウレタンコーティングがテント生地の防水性の”胆(きも)”となります!
ポリウレタンの劣化で最も耳にするのが”加水分解”というものです。
文字通り、水分に反応して起こる分解反応のことです。
この加水分解がポリウレタンコーティングで起こってしまうと、まず手触りがベタベタしてきます。
そしてコーティングが生地から浮いてしまい、さらに劣化が進むとボロボロと剥がれだしてしまいます。
上でも紹介したようにポリウレタンコーティングはテントの防水性の”胆”です。そのポリウレタンコーティングが浮き始めてしまえば、テントの防水性能は機能しなくなってしまいます!!
さらに劣化が進んでポリウレタンコーティングが剥がれてしまえば、ただの布になってしまいます。
加水分解自体は何もしていなくても進行してしまいますが、日ごろのメンテナンスと管理をきちんと行わなければその劣化の進行が加速してしまいます。
乾燥によって劣化を抑制!!
ポリウレタンは加水分解・・・つまり水・湿気に弱いということになります。
つまり何よりも大切なのは使用後はなるべく早く”完全”に乾かすことです!
しっかりと乾燥させて、ポリウレタンの劣化を抑える・・・テントの防水性の寿命を延ばす基本の中の基本です。
そして得てして基本というものは、最も重要な物の一つです!!
テントクリーニングサービスでは、全てのコースに”乾燥”作業があります。
テントが濡れてしまった場合は、スグにテントクリーニングサービスをご利用ください!!
迅速な乾燥がテントの寿命を左右します。
撥水加工によって防水性を補助
水を弾く撥水はテント生地の防水性をより活かすものであると同時に、ポリウレタンコーティングの寿命を延ばす効果もあります。
ここまでで何度も述べている通り、水はポリウレタンコーティングの天敵です!
生地表面の撥水がしっかりとしていれば、裏のポリウレタンコーティングが水に晒される危険が少なくなります!
しかし逆に撥水性が落ちてしまうと生地表面が保水状態になってしまい、ポリウレタンコーティングが水に晒されやすくなってしまいます。
そうなるとポリウレタンの劣化が早く進んでしまいます。
こういったリスクを回避・軽減しポリウレタンコーティングの寿命を延ばすためにも、テント生地の撥水性はとても大切です!!
しかしどんなに普段のメンテナンスをしっかりとしていても、時間の経過や使用による生地の摩耗によってテントの撥水性は徐々に低下していってしまいます・・・
そらのしたテントクリーニングサービスのデラックスコースではテントの撥水加工も行います!
デラックスコースの施工によって失われた撥水性を取り戻し、テントの快適性を復活させポリウレタンコーティングの劣化を抑制することが出来ます!!
より強い撥水加工を行うために
そらのしたテントクリーニングサービスでは、テント一つ一つを検品してそのテントに合わせた施工を行っています。
その中で、ポリウレタンコーティングの劣化が進んでいるテントは強い撥水加工を行うことが出来ません。
そのためテントの乾燥などのメンテナンスが難しい場合は、積極的にそらのしたテントクリーニングサービスの”乾燥・拭き掃除コース”や”エコノミーコース”をご利用頂き、ポリウレタンの劣化を可能な限り抑えておくことをオススメします。
まとめ
いかがでしたか?
一般家庭では布団だって干すのにかなり気合が要るくらいなので中々テントを広げて乾燥できない悩みをお持ちの方がいると思います。
また使用後のメンテナンスがテント購入の足かせになっている方もいると思います。
そらのしたは是非そんな方々の力になりたいと思います。
今後もテントクリーニングサービスやテントのレンタルについて紹介していきたいと思います。
それではごきげんよう!!
そらのしたテントクリーニングサービス・ホームページ

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