ヘッドランプの必要性と選び方♪

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こんにちは♪そらのした Chie です(^^♪

記録的猛暑の夏が終わり、いよいよ秋本番ですね!
山梨県富士吉田市ではすでに冬の気配が・・・!?
そらのしたスタッフも朝、夕はダウンを着て作業しています‼
日が暮れるのも早くなり、これからの季節のアウトドアで大活躍するのがヘッドランプ!!

ということで、今回は、ヘッドランプの必要性、選ぶ時のポイント、
そらのしたオススメ商品の紹介をしたいと思います。

まずは、様々なシーンで活躍するヘッドランプの必要性を
各使用場面ごとに解説致します!!

 

ヘッドランプの必要性

 

【ヘッドランプの必要性】①登山

楽しい登山ですが、危険はいつも隣り合わせ!!
日帰り登山でも、怪我などの緊急事態で少し下山が遅れることで、
周囲の状況は一変し、どんどん暗くなってしまいます。
暗闇の中での登山は本当に危険です。
よってヘッドランプの必要性は非常に高く必須アイテムとなります!!

また、山小屋泊やテント泊をする際にもヘッドランプがランタンの代わりになりとっても便利です。

 

【ヘッドランプの必要性】②ウォーキング、サイクリング

自分の視界を確保するだけでなく、周囲から自分の存在を認識してもらいやすくなります。
角度を調整する機能もほとんどのヘッドライトに備わっているので、
ウォーキング時に足元を照らすのに適しています。

車などから身を守る為にも、反射材と合わせて使うのがオススメです。

 

【ヘッドランプの必要性】③停電などの災害時

近年は、地震や台風の影響により多くの災害が発生しました。
共通して停電による被害が多発している中、みなさんも備えについて、
考えたことがあるのではないかと思います。
そんな状況下でもヘッドランプが役立ちます。
懐中電灯とは違い、両手が空いた状態で照明を当てられるので、
とても便利ですし、コンパクトで場所を取らないことで収納場所にも困りません。

登山やウォーキングだけではなく、災害時にも役に立つヘッドランプ
各ご家庭に人数分備えてもいいのではないかと思いました!!

 

以上、必要性についての解説でした(^^)

 

ヘッドランプの選び方

 

ヘッドランプにはいろんな種類があり、機能も価格も様々です。
どれを選べばいいか分からない・・・なんて方も多いと思います。

そんな方の為に、ヘッドランプを選ぶ際のいくつかのポイントをご紹介させていただきます!

ヘッドランプの選び方は下記4点になります。

  1. 明るさ(ルーメン)
  2. 電源のタイプ
  3. 機能
  4. 重量・ベルトの太さ・ボタンの大きさ

それではそれぞれ詳しく説明していきましょう!

【ヘッドランプを選び方】①明るさ(ルーメン)

ヘッドランプの明るさの単位として多く用いられるのが「ルーメン」という単位です。
ルーメンとは、光束のことで、電球が出している光の量のこと。
照らした場所の明るさとは違いますのでご注意ください!!
照らした場所の明るさは「ルクス」という単位が用いられます。
照らす範囲によって光が届く距離も変わります。
ビームが細く、照らす範囲は狭いけれど、遠くまで明るく照らすのが
自慢のヘッドライトは「ルクス」で表示してある傾向にあるそうです。

大まかな目安

30~50ルーメン⇒基本的にヘッドランプを使わないハイキング等
50~70ルーメン⇒無雪期で夕暮れまで行動する登山等
100ルーメン以上⇒早朝や夜間に行動する登山等

 

【ヘッドランプを選び方】②電源のタイプ

ヘッドランプは主に「乾電池式」と「充電式」のものに分けられます。
どちらも使用の際は、予備の電池や充電器を携行しましょう!
新品の製品でも付属されている電池はテスト用の電池である事がほとんどですので、
新品に交換して出発しましょう!
また、バックの中で知らない間にスイッチが入ってしまって電池を消耗してしまった!
なんて事もよくあるようです。
そんな時も予備電池があれば安心ですね!
また、乾電池、バッテリーのどちらでも使えるものもあります。

【ヘッドランプを選び方】③機能

スタンダードな機能としては、

・照度調整
・ストロボ(点滅)
・ナイトビジョン色点灯など)などがあります。

どんな時に使うのかひとつずつ説明していきます!!

照度調整機能

ほとんどのヘッドランプが、明るさが調節できるようになっています。
明るくするほど電池が消費されるため、必要な時に必要な明るさに調節することが、
電池の消費を抑えるポイントになります。
周囲の明るさによって調整したり、濃霧時など明るすぎると視界が悪くなるような時に使います。

 

ストロボ(点滅)

暗がりで自分の存在をアピールする為に使います。
私は、夜に自転車に乗る時にストロボ機能を使います。
周りの車などにも気づかれやすいし、自分の速度が周りからも分かりやすいからです。

 

ナイトビジョン機能

赤色などの明かりに切り替える機能です。
ヘッドランプのマナーモードとも言える機能で、
暗がりで使う時に周りの人に迷惑をかけないように使います。
ナイトビジョンモードを使えば、白いライトのように目がくらんだりせず、
夜間視力を維持しやすいです。

例えば、
・ハンティングやフィッシング、夜間動物の観察などのシーン
・星空観測時の手元の照明
・テント、山小屋等で夜中にトイレに行く時
などに使用します。

また、波長の長い赤色は空気中の塵や水分に散乱されにくいので、
光の届く距離がながく、濃霧時にも使えます。

【ヘッドランプを選び方】④重量・ベルトの太さ・ボタンの大きさ

登山用のヘッドランプはコンパクトで軽量なものがほとんどで、
そらのしたで扱っているヘッドランプも、片手に納まるコンパクトなものです!
登山中は足元を見たり周囲を見たり、頭をよく動かします。
ルーメン値が高いからと言って、大きくて重量のあるものは、
通常の登山では避けましょう。
つけたときに、頭にフィットしやすい太めのベルトで、
手袋をしたままでも操作しやすい大き目のボタンのものがオススメです!

 

それでは最後にそらのしたで扱っているオススメ商品と
そのスペックをご紹介します♪

 

そらのしたオススメヘッドランプ

 

そらのしたで扱っている商品の中でも個性的な3つの商品をご紹介します!

それぞれ個性があり、適したシーンも様々です。
目的に合ったヘッドランプを相棒に、登山キャンプフェスに出掛けよう!!!

 

【そらのしたオススメヘッドランプ】①PETZL ティキナ

・最大150ルーメン
・最大照射距離55m
・重量85g
・電源 単四電池3本

◆機能◆
◇照度調整

◇防水(IPX4:あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない)

照射範囲がワイドなので、近距離照射に適しています。
照度調整は3段階で、操作も簡単です♪
防水機能付きで、小雨くらいであれば故障の心配もありません!
ティキナは、富士山登山などでも十分活躍してくれます!!

 

【そらのしたオススメヘッドランプ】②Black Diamond コズモ

・最大200ルーメン
・最大照射距離65m
・重量86g(電池込)
・電源 単四電池3本

◆機能◆
◇遠距離、近距離モード切替

◇照度調整
◇ストロボ
◇ナイトビジョン(赤)
◇ロック機能
◇防水(IPX8:継続的に水没させても浸水しない)

シーンに合わせて細かく明るさを調整できます。
また、誤点灯防止のロック機能搭載で、カバンの中での誤点灯の心配がありません。
かなりの防水性があり、電池ボックス内に水が浸入しても
正常に作動するように設計されています。
コズモと一緒なら雨の日のお出かけもきっと楽しめちゃう♪

 

【そらのしたオススメヘッドランプ】③Black Diamond ストーム

・最大 350ルーメン
・最大照射距離 85m
・重量 110g(電池込)
・電源 単四電池×4本

◆機能◆
◇遠距離、近距離モード切替
◇照度調整
◇ストロボ
◇ナイトビジョン(赤・緑・青)
◇ロック機能
◇バッテリー残量メーター
◇防塵・防水(IPX7:深さ1mに30分没しても影響を受けない)
◇ヒートシンク内蔵

ナイトビジョンモードは3色のパターンがあります。
また、バッテリーの残量を3段階で教えてくれます!
さらに、強い防塵・防水性で、嵐や急な大雨だって楽勝です!!

特に注目したい機能がヒートシンク!!
これは、低温時にバッテリーを温め性能低下を防ぐ機能です。
季節を問わず安定した性能で安心して使えます!
たくさんの機能を搭載していてとっても心強いストームと一緒に冒険しよう‼

 

以上、そらのしたヘッドランプ商品紹介でした!!

 

まだまだ種類が沢山あり、紹介しきれていないものもございます。
またの機会に詳細記事を載せたい思いますので、お楽しみに~(^^)/

そらのした富士登山

富士登山用品のレンタル事業を展開して10年超のそらのしたスタッフ。スタッフ内には静岡山岳ガイド協会に所属している者やアウトドア全般に精通したスタッフも在籍。富士山の富士吉田ルートが近い山梨県富士吉田市に拠点を置き、富士山には何度も登った経験を有し、夏だけでなく冬季の富士山に登った経験もある。「遊び心あふれる仲間づくり」をミッションに活動する。

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