ゴアテックスレインウェアを知ろう①【ゴアテックスウェアの構造】

ゴアテックスのレインウェアは、レインウェアでありながら防水性・防風性・透湿性の性能が高く、また価格も高価です。1着安くても上下で3万円といったところで、高いと5万円・6万円とするものもあります。まずこの記事ではゴアテックスの構造を知ることでどういうものなのか理解していきましょう。そして次回の記事で山に登るためには高価なゴアテックスで無ければいけないのか?ほかのレインウェアと何が違うのか?解説していきたいと思います。

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ゴアテックスレインウェアの構造を知ろう

ゴアテックスはポリテトラフルオロエチレンという樹脂でできています。その樹脂を非常に薄く延ばしてフィルム上にしたものがゴアテックスのメンブレンと呼ばれるゴアテックスの機能をつかさどる本体であります。このゴアテックス本体自体は乳白色をしている薄い膜ですが、販売されているレインウェアは様々な色をしていたり生地の厚さも様々です。実はゴアテックスのレインウェアはサンドイッチのような構造をして販売されているため、私たちが目にしているゴアテックスレインウェアはゴアテックス本体が見えていません。サンドイッチのように生地を貼り合わせているためその外表面だけが見えていて、様々なカラーや生地厚のレインウェアとなり販売されています。

Funktionstextil - atmungsaktiv und wasserdicht - Grafik

なぜゴアテックスは3層構造なのか?

外表面生地、ゴアテックスメンブレン、内側生地というように3枚の生地を貼り合わせた、ちょうどサンドイッチのような構造をしています。わざわざなぜ3枚の生地を貼り合わせているかと言いますと、ゴアテックスメンブレンだけの構造では衣類として不充分なためです。

まず外表面生地はゴアテックスを保護する役割があります。登山で岩にぶつかったり、ザックとの触れ合って擦れる場所であったりする際、最初に外表面生地が守ってくれてます。用途によってその外表面の生地厚を上げて摩耗や接触に強くしたりしています。また、衣類として色々なカラーを出すことも外表面生地の役目です。

次に内側生地の役割は着心地を良くするためです。内側生地は損傷の恐れが低いためなにも張り合わせなくても良いような気がしますが、もしゴアテックスメンブレンそのままむき出しにしてしまうと不快なウェアとなってしまいます。肌で直接触れる部分は濡れたビニールを触るようなぺったりと肌にまとわりつく感触のあるウェアが出来てしまいます。いくら高性能なレインウェアといっても着心地が悪いものであったら残念なウェアとなってしまいます。そこでほとんどのメーカーがウェアとしての重量が増すデメリットをとっても内側生地を入れることを採用しています。

ゴアテックスメンブレンの役割

ゴアテックスが生地の張り合わせの3層構造となっているため、肝心の中心に存在するゴアテックスメンブレンの役割とは何でしょう?ゴアテックスメンブレンはゴアテックスレインウェアの特徴である高い防水性・透湿性・防風性の全てを担っています。えっ、と思われた方、そうですその他の外表面生地や内側生地はレインウェアとしての役割では活躍していません。あくまでゴアテックスメンブレンの補助的な役割を担っているにすぎません。
ゴアテックスのウェブサイトにも下記の記載があります。

GORE-TEX® アウターウェアが備える高機能は、GORE-TEX® メンブレン自体に損傷がない限り低下することはありません。

外表面が擦れていたりするだけであればレインウェアとしての機能は保っています。但しゴアテックスメンブレン本体が損傷した場合はレインウェアとしての機能が(限定的かもしれませんが)果たせなくなってきます。損傷とは生地が破れてしまったり、穴が開いてしまったりする場合です。

ゴアテックスのメンブレンがいかに重要か、そしてそのメンブレンを保護する構造がゴアテックスのレインウェアには施されています。

ゴアテックスレインウェアはメンテナンスが非常に重要です。特に撥水性を良好に保つことが重要となるためもしゴアテックスレインウェアを所有しているのであればゴアテックスを最大限生かす撥水加工サービス「ドロップルーフ」の利用もご検討ください。

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