こんにちは!
そらのしたコボです!
今日のHowToそらのしたは、「登山用ザック(リュック)の機能」についてです。
目次
登山用ザック(リュック)は必要?
普段登山をしない方も、街使い用のデイパックなどを持っている方は多いと思いますが、そのような街使い用のデイパック、リュックサックなどで登山をしてはだめなのでしょうか?
結論から言うと、登山時は登山用のザックの使用をお薦めします。登山用ザックは、見た目だけではなく、さまざまな機能が詰め込まれているのです。
登山用ザック(リュック)のフィット感
登山では、夏であっても、登る山によっては、冬並みの気温に対応できるように防寒着の持参が必要ですし、雨風を防ぐためのレインウェアも必須です。
もちろん、お弁当や水などもかなり重さがありますし、緊急時の準備もしなくてはなりません。
宿泊を含む縦走などでは、シュラフ(寝袋)やマット、テント泊であれば、テントを担いで登ります。
ちょっと挙げただけでも、相当な重量になりますよね?
ようするに、生活用品一式(笑)を担いで登るわけです。
このように、重い荷物を担いで登る際に、重要なのは「フィット感」です。
登山用ザックは、ショルダーベルトは、肩に当たる部分が痛くなりづらい形状でできており、負担がかからないようできています。
また、ウエストベルトは、がっちり安定させられるように、しっかりとした形状となっています。
このウエストベルトがとても重要で、歩いても荷物が安定し、肩の荷重を腰にも分散してくれます。
また、日帰り~1泊2日程度に最適な30リットルくらいのザックからは、背中にあたる部分に背板が入っているものが多く、たくさんの荷物を入れてもザック自体が丸くならず、背中全体にフィットするようにできています。
また、メーカーによっては背中の部分がメッシュになっているものもあり、汗をかいても背中が蒸れにくくなっています。
そらのしたの登山用ザックでは、グレゴリーなどのザックで、背中がメッシュのものをご用意しています。
※違うものもありますので詳しくはお問い合わせください。
登山用ザック(リュック)の体感重量を軽くするには?
登山では、荷物そのものを絞り込んで軽くすることも重要ですが、体感重量を軽減することで、非常に疲労を軽減することができます。
登山用ザックは、体感重量を軽減するための、工夫が凝らされています。
体感重量を軽くするためには、
- 荷物が揺れないようにしっかり固定する
- 重いものが背中の中央部かつ体に近くなるようにパッキングする
などが大切です。
登山用ザックでは、しっかりとしたショルダーベルトとウエストベルト、また荷物自体を締め付けるベルトがついており、荷物が揺れず、体の中央かつ近くなるような機能が付いています。
登山用ザック(リュック)は必要?
実は、私も過去に街使い用デイパックで登山に出かけたことがありました。
すると、下山時に、ショルダーベルトの付け根が取れてしまったのです。
こうなると、もう大変!
ただでさえ体力が限界に来ているのに、抱えて下りてくることになってしまいました。
帰ってきて荷物を出しながら良く見たら、実はベルト部分以外も、尖った岩などに当たったらしく、穴も2つ穿いていました。
登山用ザックでは、ベルトの付け根が丈夫に作られており、本体部分も丈夫なナイロンでできていますので、ザックが壊れるというトラブルが少なくなります。
登山用ザック(リュック)の収納力
登山用のザックは、ポケットや、物をかけられるベルトやフックがあちこちについています。これは、登山中に色々な状況において必要とするものを、すぐ取り出せるように分けて収納できるようになっているのです。
メインの収納部以外に、蓋部分や背中にチャックがついてるザックは、良く使うものや、雨が降ったり気温が変わった際に使うレインウェアなどを入れると便利です。
メイン収納部に入れてしまうと、雨の中、荷物をかき回して取り出したりしなければなりません。
サイドポケットには、水や行動食などを入れておくと、ザックを下ろさなくても取り出せます。
ウエストベルトにもポケットがあるタイプは、小銭やティッシュ、カメラ用の小物など、頻繁に使うものを入れておきましょう。宿泊を含む登山の場合、2室式のものが便利です。
下にある2室目部分にシュラフ(寝袋)やマットを入れておくと、ザックの前から取り出せるため、荷物をひっくり返さなくても取り出すことができます。
また、2室式のザックは、上の収納部に重いものを入れれば、ザックの下まで落っこちないため、体感重量を軽くする効果もあります。
そらのしたの登山用ザックでは、小さめのザックでも、ドイターなどのザックで2室式のものもご用意がありますので、ご希望の際はお申し付けください。
ACTライト 35+10SL マンゴー×マンダリン deuter/ドイター
登山用ザック(リュック)機能編はここまで
今日のHowToそらのしたはここまでです。
次回は、登山用ザックについての第2回「登山用ザックの選び方」についてご紹介します。
ではまた!