富士登山での水【持っていく量・値段】

富士山登山の装備・持ち物

そらのしたコボです!
今日は、こちらもご質問の多い「富士登山での水【持っていく量・値段】」について、ご回答いたします!

★富士登山は必ず水を持っていきましょう

富士山には、水道はありません。
また、富士山は水を通しやすい地質のため、富士登山の途中には湧水や井戸もありません。
山小屋やトイレなどでの手洗い水は、雨水などの溜め水を利用しているため、飲むことはできません。
したがって、富士登山では、必ず飲料水の準備が必要となります。

★水はどのくらい持っていく?

富士登山で必要になる水の量ですが、天候や所要時間、体格や体調などによって違ってくるため一概には言えませんが、一般的な体力の方は、五合目から出発する際に、ペットボトルなら500ml×2本=1リットルの水を持って登り始めるのがおすすめです。
下りてくるまでに、途中の山小屋や売店などで、さらに大体500m1~2リットル程度を買い足すことになると思いますが、登り始める際に2~3リットルも持って上がるのは、重さ的にも大きさ的にも、あまりおすすめできません。
もちろん体力に自信がある方は、はじめからたくさん持って行っても良いと思いますが・・重いですよ笑
現地で買う水代1000円をあらかじめ必要経費として考えたほうが、きっと後悔しないです笑

★富士山での水の値段

山小屋や売店では、ほとんどの場合、数百円から500円前後で販売されています。
高いと思われるかもしれませんが、水は重量的にとても重いものです。
富士山の山小屋や売店は、高い経費をかけて、麓からブルドーザーや自動車、人力などで荷物を運び上げていますので、こういった価格になってしまうのは仕方がないことなのです。

★水を飲まないと高山病や脱水症になりやすい

富士登山に限らず、登山では高山病予防や脱水症状を防ぐために、少しずつこまめに給水することが大切です。あまり服がびしょびょにならないので、汗をかいていないように感じますが、それはとても乾燥しているためで、実はとても発汗していたりします。一度にたくさん飲むと、汗やおしっことなって排出されてしますますので、少量ずつこまめに飲むのが大切なのです。

★富士登山での給水便利グッズ【ハイドレーター】

ハイドレーション

ペットボトルゆ水筒をザックポケットに入れる方が多いですが、疲れてくると、ザックから水を取ることが億劫になってきて、給水をしなくなりがちです。
こんな時に便利なのがハイドレーター(給水器)です。
水を取る手間がないので、こまめな給水にとても便利です。
そらのしたでも、とても人気のレンタル用品ですよ!

 

では今日はここまでです。
また次回!

その他富士山登山の情報は下記に載せています。

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そらのした富士登山

富士登山用品のレンタル事業を展開して10年超のそらのしたスタッフ。スタッフ内には静岡山岳ガイド協会に所属している者やアウトドア全般に精通したスタッフも在籍。富士山の富士吉田ルートが近い山梨県富士吉田市に拠点を置き、富士山には何度も登った経験を有し、夏だけでなく冬季の富士山に登った経験もある。「遊び心あふれる仲間づくり」をミッションに活動する。

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