【スキー・スノーボード】スノーグローブの種類と選び方

スキー・スノーボード・雪遊び情報

スキーやスノーボードには必須のスノーグローブですが、色々な種類があってどれを選んでいいかわからない、との声をお聞き致します。
今日は「スノーグローブの種類と選び方」をご紹介します。

スノーグローブの種類

スノーグローブの素材

・革素材

革製のグローブは耐久性が高く、使って馴らせば手にフィットするのでとても使いやすく感じます。
また、素材の特性上グリップもあるのでスキー・スノボの持ち運びが簡単です。
耐久性もあるので手袋全体だけでなく縫合部分もほつれにくく安心して使えます。
なお革製品は水分に弱いため、しっかりとしたお手入れや定期的なメンテナンスが必要です。

・高機能素材

スノーグローブの表地には革以外にも様々な素材が使用されています。

例えば、『パウダーグローブ Men’s GM』

montbell/モンベル/ パウダーグローブ Men’s GM

表地に『ドライテックR2レイヤー』という素材が使用されています。
この素材は、アウトドアメーカのモンベルが独自に開発した防水透湿性素材でデニールやナイロンなどを使用した合成素材となっています。
この素材の機能は雨の粒子を防ぎながら、汗などの水蒸気をスムーズに放出させる機能を持っています。

この素材のように、手指を凍傷から守るためにはグローブ内を濡れたままにすることは絶対に避けなければならないため、水分や湿気を外に排出する透湿性能がとても重要です。
なのでスノーグローブの表地(シェル)部分には、レインウェアやハードシェルで採用されているのと同じレベルの防水透湿生地が使用されている物を選びましょう。

 

スノーグローブの構造2種

スノーグローブにはインナー部分とアウター部分の2つの層からできています。
また、インナーとアウターを別々に取外すことのできるモデルもあります。

・一体型

自分の手に合ったものを装着するととてもフィットするので、細かい作業も比較的やり易いモデルです。
一体型なのでグローブを紛失するリスクが少ないタイプと言えます。
しかし、一度濡れてしまうとセパレートできない形状から乾くまでに時間が掛かってしまいます。

montbell/モンベル/ パウダーグローブ Men’s ブラック

 

・セパレート型

インナーとアウターがそれぞれ独立しているので、インナーだけで、アウターだけで、または両方でといった3通りの使い方ができます。
インナーが外れるので洗濯しやすく速乾性に優れる1面もあります。
しかし、インナーとアウターがずれるので一体型と比べるとフィット感が弱く感じることがあります。
セパレートできるため、紛失しやすいところがデメリットです。

montbell/モンベル/ OutDry アルパイングローブ Women’s ブラック

スノーグローブの形

・ミトン

ミトンタイプは指がまとまっているので3本指、5本指タイプと比べると温かいグローブです。
板の持ち運びやビンディングの付け外しなど細かい動作には向いていない為、慣れが必要です。細かい操作に向いていないと考えた方が良いでしょう。
スノーボードのように、あまり細かい作業の必要がないときはミトンタイプがおススメです。

 

montbell/モンベル/ サーマルミトン Kid’s ブルー

・3本指

ロブスタータイプとも呼ばれています。
5本指タイプとミトンタイプのハイブリッドな形状をしたタイプです。
保温性は、ミトンタイプの次に高いタイプになります。
親指と人差し指が独立しているため、5本指タイプには劣りますが簡単な作業も可能です。
手袋をしての操作に自信のない方にオススメです。

・5本指

迷ったらコレ。
スキーなどでストックつかんだり板を外したりと、手先が動かすシーンが多い場合にオススメです。
ビンディングの付け外しなど細かい作業ができるので保温性より操作性を考えると5本指タイプがピッタリです。
指がそれぞれ分かれているため、ミトンタイプや3本指タイプと比べると保温性が落ちてしまいます。

まとめ

軍手や厚手の手袋などではエッジで手を切ってしまったりと怪我の危険もあるので、スノーグローブは必ず使用しましょう。

初めてスキー・スノボに挑戦される方は、ストックや板を置いたり持ったり、ビンディングを絞めたりと慣れない動作があり、ミトンタイプを使用するとストレスになりがちですので、まずは5本指タイプが良いと思います。
スノーグローブを選ぶ際は、自分の手の大きさに合ったグローブを選ぶことも大事です。
寒さ対策としてのグローブですが、それだけでなく怪我をしないようしっかりとした物を選ぶよう心がけましょう。

では、機能性・保温性のしっかりしたスノーグローブでウインターシーズンもアウトドアを楽しみましょう!

そらのしたのスタッフ。沢やクライミング、冬山縦走も経験があるかなりアウトドア経験者。

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