テントにグランドシートは必要ですか?とよく聞かれます。
そこで今日は「テントのグランドシートの役割」ついて、ご説明致します。
目次
テントのグランドシートってなんですか?
グランドシートとは、テントと地面の間(テントの下)に敷く、丈夫で破れにくい素材でできた大きなレジャーシートのような製品です。
ちょっとした呼び方の違いですが、グラウンドシートと言う方もいます。またメーカーによってはフットプリントなんて呼ばれることもあります。
グランドシートはテントの下に敷くもので、クッション性もありません。
テントの中に敷くクッション性のある「テントマット」と間違え易いので、注意してください。
グランドシートの役割
グランドシートには、大きく3つの役割があります。
- テント底面の傷つきや破損を防ぐ
- テント底面を汚れ・濡れ・湿気から防ぐ
- 多少の断熱効果がある
①グランドシートでテントの底面の傷つきや破損を防ぐ
テントを設営する場所は、様々です。
時には、河原や岩場、木の根が沢山出ている場所などに設営する場合もあるかもしれません。
そんな場所にテントを設置すると、時にはテントを傷つけたり、穴が開いたりする場合があります。
テント底面に穴が開くと、そこから水が染みたりする可能性があります。
そこで、テントの下にグランドシートを敷くと、テント底面の傷つきや破損を防いでくれます。
②グランドシートでテントの底面を汚れ・濡れ・湿気から防ぐ
雨が降ってぬかるんだ地面や、泥地・砂地等にテントを設置すると、テント底面がひどく汚れます。
すると、撤収の際にドロドロのテントの底面を気にしながらの作業となり、畳んだ際にも底面についた汚れが壁やルーフ部分などにも付着してしまいますし、スタッフバッグ等(袋)にしまうのも、躊躇(ためら)われます。
また、持ち帰ってからも、テント底面を洗浄やクリーニングせざるを得なくなり、大きなテントではとっても大変です。
そこで、グランドシートを敷いてからテントを設置するのです。
テントの下にグランドシートを敷けば、汚れるのはグランドシートだけですので、撤収やその後のクリーニングも楽になります。
雨が降っていなくても、地面の湿気からテントの濡れを守ってくれます。
テントの浸水を防ぐという方もいます。確かにグランドシートも耐水圧があったりするので効果はあるかもしれませんが、テントの底面とグランドシートとの間にも水が入ってしまうので、浸水を防ぐ効果までは不明です。
③グランドシートで多少の断熱効果がある
地面か熱くても冷たくても、テントの下にグランドシートを敷けば、多少ではありますが、断熱効果が得られます。
グランドシートの大きさについて
グランドシートは、テントに比べて多少小さめ、または最大でもテントとぴったり同じ大きさが良いかと思います。
テントよりグランドシートの方が大きい場合、雨が降った際にグランドシートの上に水が溜まってしまい、テントが浸水したり、テント周りの水はけが悪くなります。
もしテントに比べてグランドシートの方が大きい場合、雨が降ってきたら、はみ出た部分をテントの下に織り込むとよいと思います。
グラントシートはレンタルしている?
キャンプテント用のグランドシートはレンタルしています。
テントグランドシート/Coleman/コールマン
商品仕様
●耐水圧:約2,000mm
●使用時サイズ:約280×280cm
●収納時サイズ:約24×40cm
●重量:約1.2kg
●材質:210Dポリオックスフォード(PU防水)
●付属品:収納ケース
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コースは、洗浄・乾燥のみのエコノミーコース、撥水加工付きのデラックスコースがございます。
詳しくは以下テントクリーニングのページをご覧ください。
そらのしたテントクリーニングは下記です
ちょっと似た商品として、テントの中に敷くテントマットと言う物もあります。こちらについては下記ブログを参考にしてください。
それでは、また次回!