皆さんこんにちは!!
そらのしたAOです(`・ω・´)ゞ
雪といえば、雪遊び・ウィンタースポーツ。雪遊び・ウィンタースポーツと言えばスノーウェアですよね!!(毎度おなじみの超強引な導入)
以前寝袋のブログにて”正しくメンテナンスされた道具でなければ性能がキチンと発揮されず安全に関わる”という話をしました。特に環境的に厳しい状況で使う冬用のアイテムは、その懸念が強いと思います。
そしてレインウェアのブログにて、優れたレインウェア・優れた撥水加工であってもメンテナンスを怠っていれば正しく雨から身を守ってくれません!・・・という話もしました。
これらはスノーウェアにも当てはまると思います。
そこで今回は、そらのしたで取り扱ているスノーウェアに施している撥水加工と、それを活かすメンテナンスをご紹介します!!
それでは行ってみましょう!!
目次
なぜ撥水性が重要なのか?撥水力低下による危険
まず最初に”なぜアウトドアにおいて撥水性が重視されるのか?”という点について紹介していきます。
その為にここでは撥水性が低下することで生じるデメリットの中から特に安全性に関わるものを解説します。
(以下ドロップルーフホームページより引用)
体温低下
撥水性が低下したウェアで雨に打たれると生地表面が濡れて生地が保水状態になってしまいます。
水自体は熱を伝えやすい物質ですので、生地表面が濡れることで、冷えを感じやすくなります。アウトドアでの体温の低下は、最悪は死にも繋がりかねません。また、体温低下に疲労という症状が加わることで、ケガや事故に繋がる原因になります。
ウィンタースポーツにおいては、たとえ天候が晴れであっても”雪”と言う名の水が身の回りにあふれています。
またリフトでは吹きっ晒しですし、スキー・スノーボードで滑っているときも、かなりの速度で冷たい風を切るので、体温低下の危険はかなり高いと予想されます。
重くなる
生地表面が濡れることで、ウェア全体が重くなり体力を奪う原因になります。ウェアが重くなるということは、疲労もしやすく、ケガや事故の原因となりやすいです。スキーなどのウィンタースポーツはかなりのスピードが出るスポーツですので、疲労によって起きるミス・事故は大けがの原因となってしまう懸念があります。
撥水力で危険を回避!生地に水を残さない
上の項目で撥水性が低下することで生じるデメリット、その中でも特に危険な物・安全性に関わるものを紹介してきました。
なのでこの項目では、上記の危険を回避するためになぜ撥水力が必要なのかということを簡単に解説します。
上の2つのデメリット・危険に共通するのは、”生地表面が濡れた状態”になっているという事です!
生地の表面が濡れないようにするためには、生地の撥水力を高め水が付着してもすぐに玉となり転がり落ち、衣類に水が残存しない状態にすることが重要です!
その為にそらのしたでは、全てのスノーウェア・レインウェアにそれぞれのシーズン前にドロップルーフ撥水加工を施しています!
そらのした独自の撥水加工・ドロップルーフの威力
ここまでで
1.スノーウェア・レインウェアの撥水力が低下することで生じるデメリットの中には”命にかかわる危険”がある
2.デメリット・危険を回避するために、そらのしたでは全てのスノーウェア・レインウェアに”ドロップルーフ撥水加工”を施している
ということを紹介してきました。
そこでこの項目では、ドロップルーフの威力をそらのしたで取り扱っているスノーウェアウェアを使って紹介します!
レインウェア撥水試験・動画
これから登場するスノーウェアたちは2020年10月22日に自分がそらのしたの本社倉庫からランダムで抜き取ったウェアたちです。
BURTONスノーボードウェア選べる上下セット(メンズ)
Quiksilverスノーボードウェア選べる上下セット(メンズ)
mont-bellスノーウェア上下セット(メンズ)PB/NVのジャケット
しかしいかにドロップルーフと言えども、汚れの付着や摩耗によってその撥水力は失われていきます・・・
つまりこの撥水力を発揮するためには、適切なメンテナンスが必要です。
この項目ではメンテナンスを行っていないウェアと行ったウェアの撥水性を比較します!
(2020年10月23日現在、スキーシーズン前ゆえ使用後のスノーウェアがまだ用意できないので以前撮影した、使用済みレインウェアを使ってメンテナンスの有無による撥水力の違いを紹介します!)
動画・メンテナンスを行っていないウェア
登山で3回使った後洗濯だけしたレインパンツ
水を綺麗に弾かずベチャっとなってしまっています。払っても水が落ちずに生地に残存してしまっています。
動画・メンテナンスを行ったウェア
ドロップルーフを施工したウェアの撥水性を保つためには洗濯と熱風乾燥が必要です!
レインウェアメンテナンスの基本中の基本の様なものですね。やはり基本というのは大事なんですね。
そらのしたではこの2つをしっかりと行っています。
登山で3回使った後、洗濯と熱風乾燥をしたレインパンツ
熱風乾燥によって撥水力が復活し、染み込みが無くなりました!
払うことで生地表面に残存していた水滴も転がり落ちました!!
この比較によって、メンテナンスの有無による撥水力の違いについても分かっていただけたと思います!
まとめ
1.撥水性が低下したスノーウェア・レインウェアが水に濡れると生地が保水してしまい”重さによる疲労増加”と”体温の低下”という危険が生じる恐れがある。
2.そらのしたでは毎年シーズン前に全てのスノーウェア・レインウェアにドロップルーフ撥水加工を施している。
3.使用・返却されたスノーウェア・レインウェアに施しているメンテナンス(洗濯・熱風乾燥)は、清潔さ衛生面だけでなく撥水力を発揮するためのメンテナンスでもある。
といった点がこのブログで伝われば幸いです。
お客様の安心と愉しさを・・・それではごきげんよう!!