トレッキングポールとその中古品について

キュートレック

こんにちは!外は結構な雨ですが、そんな中この記事を書いているkakkyです。

さて、今回は、登山で必需品の一つに数えられる「トレッキングポール」について書いていこうと思います。

 

トレッキングポールとは何でしょうか?

トレッキングポール

トレッキングポールは、1~2本で使用する棒状のアウトドア用品で、起伏の多い道等で歩行の安定性を向上させてくれる頼もしいアイテです。
形状は様々で、グリップの形や収納方法などいろいろ種類があります。

 

トレッキングポールを使ったら、登山は楽になる??

歩行の安定性をアップさせるということだが、イマイチよく分からない…
では、富士登山(富士吉田ルート)を例にとって見てみましょう!

 

《使用シーン①》登り

富士山の登りは、5合目から山頂まで大体6時間程かかります。
富士吉田ルートは登山道が堅くしっかりしているので、他の登山道と比べて比較的登りやすいと言えます。
しかし、長時間足だけで登っていくとなると、なかなか大変です。山頂に着くころには疲労でひざが笑っている、なんてこともあります。それだけ、「登る」という行為は足への負担が半端ないのです。

でもトレッキングポールを使えば、足への負担を軽減してくれます。

使い方として、足の前にトレッキングポール(2本1セットとして)を突いて、歩行していきます。

富士登山登り

トレッキングポールを突くことで、本来2足歩行の人間が4足歩行のような状態になり、結果足に掛かる負担をトレッキングポールへと分散させることができます。
自然界で4足歩行動物が多い理由の1つは、足を疲れにくくさせる為なのかもしれませんね!

また、登りはあなたが立っている位置よりも、前の方が位置が高いです。なので、トレッキングポールを一杯に伸ばした状態で使用すると、バランスがとりづらくなってしまいます。

この問題を解消する為に、トレッキングポールのグリップの下部かそれより下の位置を握って使用すると登りやすくなります。
それでも登りづらいと感じる場合は、トレッキングポールの長さを調整しましょう。

 

《使用シーン②》降り

山頂に着いたら、今度は下山です。
長い時間かけて登ったのに今度は下山かー!そうなる気持ちはよく分かります!笑

でも下山します笑

下山する時は、あなたが立っている位置よりも、前の方が位置が低くなります。

富士登山下り

登りの時に調整したトレッキングポールの長さでは、前かがみのような姿勢になって足に負担がかかります。

なのでトレッキングポールの長さは、登りの時よりも長くしましょう。なんでしたら一番長くしても良いくらいです!

長さ調整をしたトレッキングポールを自分の前に突いて使用する事で、前に行こうとする身体の勢いを抑える「ストッパー」の役割をトレッキングポールに担ってもらいます。
富士山の下山道(富士吉田ルート)は砂利道なので、トレッキングポールのありがたみがよく分かると思いますよ笑

実際私も何度か富士山に登りましたが、トレッキングポールがあったからこそ、無事に富士登山ができたのだと思っています!

登山に関わらず、歩行の安定性・補助の役割を持つトレッキングポールは、ウォーキングにも最適です。
皇居の周りでも使っている方をちらほら見かけます。

 

【中古品】トレッキングポール購入時の注意点

ここまで、トレッキングポールの使い道について見てきました。
トレッキングポールいいな!でも続くかわからないし、とりあえず中古にしてみるかーと思ったそこのあなた!
中古品を買う時は、いくつか注意点がありますので、少しだけお付き合いください。
きっと中古品を見る目が変わると思います!

 

《注意点①》石突き

まず、トレッキングポールはアウトドアで使用するものなので、ある程度のキズや塗装の剥がれは目をつぶる必要があります泣
では、どこを見るのがいいのか。まずは石突きの摩耗具合を見ましょう!
ある程度原型を保っているものなら良いのですが、角が丸く金属が摩耗していたり、ラバー部分が細くなっているものは、石突き用のゴムキャップが外れやすくなっている可能性があります。

石突き

買ったはいいものの、すぐに買い替える必要があるので注意しましょう。

 

《注意点②》シャフト

トレッキングポールは基本、使用者の身長に合わせて長さを調整し、使用します。

ですがメンテナンスを怠っていたり、長期間使用しなかったりすると、シャフトがスムーズに動かなくなります。
中には力いっぱい引っ張ってもびくともしない、なんてものも。これではアウトドアのシーンで使用できません。

また、トレッキングポールに無理な力をかけてしまい、シャフトが曲がってしまっている物もあります。
そのまま使用するとシャフトが折れて、怪我をする可能性もあるので、シャフトの状態は特に注視しましょう!

シャフト

 

【中古品】キュートレックで販売しているトレッキングポール

ここからは、キュートレックで販売しているトレッキングポールについて見ていきましょう!
キュートレックでは、mont bell、Black Diamondのトレッキングポールをメインに販売しています。なお販売しているトレッキングポールは全てカムロック式です
これは、カムロック式は構造がシンプルなためサイズ調整しやすく壊れにくいこと、メンテナンスが簡単という理由からです。

カムロック式

 

mont bell アルパインポールカムロックアンチショック

カムロック

アルパインポールカムロックアンチショックは、I型グリップタイプのトレッキングポールで、軽い力で確実に固定できるカムロックシステムを採用し、グリップには内蔵スプリングによる衝撃吸収システムを搭載しています。
この衝撃吸収システムは、手首の負担を軽減してくれます。

 

Black Diamond トレイル

トレイル

こちらもI型グリップタイプのトレッキングポールですが、アルパインポールカムロックアンチショックよりも軽いです!
(その重量約492g!アルパインポールカムロックアンチショックは約592g。※2本1セットで計った場合)
そのかわり衝撃吸収システムは搭載されていないので、長時間の使用には向かないかもしれません。
ちなみにレディースモデルもあります。

 

Black Diamond 廃盤品

blackdiamond (2)

廃盤となったBlack Diamondのトレッキングポールです。
このトレッキングポールには上記のトレッキングポールと異なる点が2点あります。

まずグリップの長さ!

blackdiamond (3)
前述のアルパインポールカムロックアンチショックは手のひら分程の長さですが、このトレッキングポールは、グリップがトレッキングポール収納時の長さの半分を占めています。

2点目は、シャフトの断面が楕円形であること。

一般的なトレッキングポールのシャフト断面は円形ですが、こちらのトレッキングポールは楕円形です。この形状により、前後に掛かる力にとても強いという特徴があります。
あと、このトレッキングポールには衝撃吸収システムが備わっています。

弱点をあげるとするなら、その重量でしょうか。
廃盤品の為正確な重量は分かりませんが、他のトレッキングポールよりも重いです。
ただ機能面で見れば、私はこのトレッキングポールが使い勝手は良いかなと思います。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?
トレッキングポールは、サイズ調整できるちょっと見た目がかっこいい棒かと思いきや、使い方や機能など奥が深いアウトドア用品なのです!
是非いろいろなトレッキングポールを見て、あなたにあったトレッキングポールを探してみてください!
では、また!

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