スノーシューとは?スノーシューの紹介とスノーハイキングの勧め

雪山登山(冬山登山)情報スノーレジャーコラム

2020年アウトドアブームで多くの人がアウトドアに触れる機会が増えたことと思います。

キャンプなどのアウトドアはまだ経験のない方にとっては始めるにはハードルが高く思われがちですが気軽に、そして簡単に始められるということを数多くのブログで紹介してきました。まだまだそんなアウトドアを紹介していきたいと思います。

冬の遊びといえばスキー、スノーボード等、冬ならではの遊びがたくさんありますよね。

スキーやスノーボードは多くの方が経験したことのあるアクティビティだと思いますが

スノーシューをはいて雪山を歩いた経験のある方はそう多くはないと思います。

今回はスノーシューの紹介をしていきます。

スノーシューという言葉は聞きなれない方もいると思います。まずはスノーシューとはなにか紹介をしていきます。

「スノーシュー」とは

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スノーシューとは雪の上を歩くための道具で、スノーブーツやトレッキングシューズなどに装着し使用します。

スノーシューを装着することで雪の上を沈まずに歩くことができます。

雪山を歩行するスノーハイキングは特別な技術を必要としないのでスノーシューがあれば誰でも気軽に始められます。

「わかん」とは

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スノーシューと聞くとならんで「わかん」という言葉も耳にしますがわかんとはなにかスノーシューと何が違うのかも合わせて紹介しておきます。

ワカンとは、「輪かんじき」の略で、スノーシューと同じくブーツに装着して雪の上を歩行することのできるギアです。
スノーシューと比べ軽量で小さく機動力があり、斜度がある場面(傾斜地)でも使いやすいことが特徴です。しかし接地面積はスノーシューに比べて小さいので斜度のない雪原を歩く場合はスノーシューの方が快適に歩けます。

スノーシューの構造

スノーシューの各部位について紹介していきます。

デッキ

フレーム内に張られているシート状のものでこれにより雪の上での浮力(沈みにくさ)が得られます。このデッキの面積が大きければ大きいほどより重い荷重に耐えられるということになります。

ビンディング

靴を固定するための金具。ナイロンベルトのストラップで固定するものや、ワンタッチ式のプラスチックバンドタイプなど様々あります。ストラップタイプは大きめの靴でも対応できる利点があり、ワンタッチ式は装着が簡単です。またビンディングの可動範囲が小さいものが初心者や雪上ハイキングに適し、可動が大きいものはバックカントリー用に適しています。

フレーム

強い強度が必要なため主にアルミでできており他のパーツを取り付けるための土台となります。

クランポン

ビンディングの裏側に付いている金属製の歯のことです。これによりグリップ力を強め歩くことができます。クランポンの数や面積が大きいほど滑りにくいスノーシューとも言えます。 メーカー、用途によって形状が変わります。

スノーシューの紹介

そらのしたではいくつかのスノーシュー、わかんをレンタルしているので紹介します。

REVOエクスプローラー22

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EVO ASCENT

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ヘリウムBC 23

(女性や小柄な方向け)

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ヘリウムBC 26

(男性向け)

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ランデブー エレクトラ 27

(女性向け)

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モンテイン エレクトラ 23

(女性向け)

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モンテイン 30

(男性向け)

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スパーク 20

(キッズ向け)

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スプラウト17

(5歳~小学校低学年向け)

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LODESTONEスノーシュー

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わかん トレースライン

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ライトアルパインスノーポン

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「スノーシュー」と「わかん」の違いと選び方のブログもあるのでチェックしてみてください。

スノーハイキング

冬も登山やハイキングを楽しみたいけれど、雪山登山はハードルが高いような、、という方でも気軽に楽しめるのがスノーシューを使って白銀の世界を楽しむハイキング。

雪山登山とは異なり、比較的平坦な場所を歩くので、滑落などの危険も少なく、技術的・体力的にも特別なトレーニングをせずに気軽にチャレンジできる冬のアクティビティです。

スノーハイキングをするため用意する服装としては

スノーウエアは重ね着することが重要です。大きく分けて「アウターウエア」「ミドルウエア」「インナーウエア」の3つに分けられており、体を寒さから守るためには濡れれないこと汗を素早く外に逃がすことがポイントになってきます。

アウターウエアは、スキーやスノーボード用のウエアやレインウエアウエアの中に雪が入りにくく、防水性・透湿性に優れた素材がおすすめです。

つなぎのようなタイプでなく、上下セパレートタイプになっていると、行動中にも簡単に着替えられます。

ミドルウエア(中間着)は雪山でのウインタースポーツを楽しむ際はただ厚着をすれば大丈夫!というわけではありません。

もちろん寒さ対策は必要ですが、動いていると暑くなって汗をかくこともあるので、運動量や気温に応じた温度調節が必要になってきます。

そんなときに役立つのがミドルウエア(中間着)!ミドルウエアには防寒用のフリースや薄手のダウンジャケットを着るのが一般的で、行動中に脱いだり着たりしやすいものがおすすめです。

インナーウエアはインナー(下着)が汗で濡れてしまうと、それだけでも体温を奪われて低体温になってしまう可能性があるので、選び方はとても重要です。

汗をかいた時に体を冷やさないよう保温・速乾性のあるポリエステル素材がおすすめ。綿(コットン)素材だと汗が乾きにくく、体を冷やしてしまうので避けましょう。

上は長袖、下はタイツなど、体にぴったりフィットするタイプを選べば、より熱が逃げにくく暖かさも増します。それでも寒い場合はインナーの上に長袖のTシャツや厚手のパンツを着ていずれも、速乾性のものを選ぶようにしましょう。

 

この冬はスノーハイキングの魅力を思う存分楽しんでみてはどうでしょう!

 

そらのしたのスタッフ。沢やクライミング、冬山縦走も経験があるかなりアウトドア経験者。

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