富士登山での山小屋泊のおすすめプランについて

富士山登山の初心者向け基本情報

泊まりで富士山登山をする場合には、事前に準備をすることが必要です。富士山山頂は普段行ったことのない高い標高なわけですから、高山病の心配も考えなくてはなりません。そこで、山登りの問題点や注意点などを事前に知っておくことで、後悔のない泊りの富士山登山ができるはずです。
そこで、集合から泊まりまでの流れ、翌朝から登頂にかけての流れ、そして下山の時の流れに分けて学んでいきましょう。

集合から山小屋で寝るまでの流れ

どのルートで富士山に登山するにしても、集合場所を決めておく必要があります。集合時間を決めるには、泊まる予定の山小屋に何時に着きたいかを決めてそこから逆算して時間を決めるのが間違いない方法です。たとえば、山小屋に16時に着くのであれば、山小屋までの到着時間が2時間後である場合は余裕を持って13時に集合しておく必要があります。ホテルとは違って山では遅くとも17時にはチェックインするのがマナーです。基本的には15時~16時くらいに着くように予定しておく方がよいでしょう。

そのため、五合目を出発するのは12時~1時くらいが良いでしょう。

到着してすぐに出発するのは身体への負担が大きくなってしまうので、ゆっくりとした準備をしながら身体を標高にならす意味でも出発の1時間前には五合目に到着しておきましょう。10時から11時には麓のバスに乗れるようなプランをしておくとよいと思います。

次の日の朝食は、山小屋でおにぎりなどのお弁当を用意してくれているので前日に受け取り準備します。
就寝時間は翌日何時に起きるかを考えて決める必要があります。山頂で明け方のご来光を見たい場合は、宿泊する山小屋の標高にもよりますが深夜の1時~2時くらいには出発する必要があります。よって、18時~19時ぐらいには就寝ができるように余裕をもって山小屋に着けるようにしておいたほうがいいでしょう。

2日目の起床から山頂までの流れ

どの位置の山小屋に宿泊するかで変わってきますが、翌朝、0時~2時の間に起床して準備をする必要があります。日の出の時間がおおよそ4時~5時なのでその30分前には山頂につくようにするのがお勧めです。あまり早く到着すると寒いので時間の調整が必要です。朝食は途中で休憩しながら食べるのもいいですが、山頂で日の出をまちながら食べるのもお勧めです。

朝日を堪能した後は、せっかく頂上まで登ってきたので大きな火口を堪能できるお鉢巡りをしてみるとよいでしょう。お鉢巡りで山頂をぐるりと一周するとおおよそ1時間30分ほどかかります。順調に回れれば午前8時前には一周できるはずです。

いよいよ下山!帰りは温泉によって帰るのがおすすめ

紅富士の湯紅富士の湯

いよいよ下山をする場合には、どのコースでも天候不順などの悪条件でなければ3時間から4時間以内には下山できます。お鉢巡りをしても、お昼前には下山することが十分可能です。5合目まで到着するころには汗もかいてきますので、汗を流してさっぱりしたい気分になるはずです。
温泉は富士山の周りにたくさんあり、どのルートを降りるかによって最寄りの温泉の場所も異なってきますが、おすすめは移動が短時間で済む河口湖周辺や御殿場駅周辺、富士宮駅周辺にある温泉です。いずれの施設も料金は700円から1200円の間で入ることができます。あらかじめバスタオルを用意しておくとよいでしょう。

そらのしたでは、温泉施設でレンタル商品の返却が可能になっております。吉田ルートや須走ルート、御殿場ルートの方には、帰りがけの温泉施設となっておりますので、温泉で着替えてそのまま返却!といった具合にご利用ください。事前予約時に申請しておく必要がなく、たまたま時間が空いたから温泉によることになって返却!っといった具合でもOKです。
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そらのした富士登山

富士登山用品のレンタル事業を展開して10年超のそらのしたスタッフ。スタッフ内には静岡山岳ガイド協会に所属している者やアウトドア全般に精通したスタッフも在籍。富士山の富士吉田ルートが近い山梨県富士吉田市に拠点を置き、富士山には何度も登った経験を有し、夏だけでなく冬季の富士山に登った経験もある。「遊び心あふれる仲間づくり」をミッションに活動する。

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