登山のスタイルに関して


一口に登山といっても、家から見える山に登るのも登山ですし、海外の高い山に登るのも登山です。
低山ハイク、アルパインという区分けを使って表現したりもします。
非常にいろいろなバリエーションがある中で、ここでは大まかにどんなスタイルの登山があるか解説します。

  • 低山ハイク

    里山登山

    里山登山で見える景色

    やはり登山の入りは低山ハイクからです!!里山登山とも言われます。低山ハイクのはっきりとした定義はありませんがおよそ2000mを超えない山を指します。気候や環境はそれほど厳しくならない為、道具もそれほど必要にはならず、初心者はまずこちらのスタイルから登山がおすすめです。まずは自然に触れ合う、自然を歩くという体験をしてみてはいかがでしょう。綺麗な川の水、空気感、自然の匂いが待ってますよ。

  • 無積雪期登山

    苗場山

    苗場山山頂で見える景色

    登山のベストシーズンは夏から秋にかけてが最も賑わうシーズンです。この時期であれば、2000m後半から3000m級の山でも雪は溶けていて峰の上では壮大な景色を拝めることができます。雪のない時期に高所登山をされるスタイルを指します。富士登山もこちらに分類されるでしょう。高所になるほど、環境も厳しくなるため、しっかりとした登山装備が必要になってきます。本格的な登山道具一式を揃えると十万円くらい費用がかかりますので、まずはレンタルという方法もあります。
    低山ハイクでは味わえない、より一層魅力あふれる景色が待っていることでしょう。

  • 縦走登山

    縦走登山

    縦走登山では尾根伝いを歩きます

    無積雪期登山の中でも幾つかの峰から峰へと山を渡り歩くスタイルの登山です。およそ1泊以上はするため、山小屋泊かテントを担いで登山をします。縦走登山でテント泊にこだわる人も多いです。自然と一体となる感覚が味わえるのはテント泊登山の魅力です。但しテントを担いで何時間も歩くためには体力が必要になります。テントだけでなく、寝袋はマット、調理道具なども加わり、夏場での10kg以上、冬場では20kg近く担ぐことになるでしょう。

  • 登攀登山

    150201阿弥陀北稜04

    冬季登攀では夏山では見られない絶景が見られる

    アルパインスタイルと呼ばれる登山です。ロープや道具を駆使して、目的の山や目的のルートを踏破します。あらゆる技術や知識も必要とされ、テクニカルな登山です。後述するフリークライミングとは目的が異なり、こちらはありとあらゆる道具を駆使して、とにかく山頂を目指すことが目的となります。
    冬に登れば冬季登攀となります。

  • 積雪期登山

    積雪期登山

    積雪期では近年バックカントリーが人気

    登山の中でも雪がある・無しではその過酷さが大きく異なります。過酷な故にその美しさも格別で、誰かが「冬にこそアウトドアの真髄がある!」と言っていたのも頷けます。同じ山の同じルートでも雪がある・無しでは難易度は大きく異なり、技術・知識に加えて経験も必要となります。12月後半~2月は積雪期登山の中でも雪が多い時期であり、寒さも厳しいため厳冬期登山と呼ばれて崇拝されています。積雪期登山と登攀登山を組み合わせて冬季登攀と呼ばれるスタイルもあり、より鍛錬されたロープワークや天気予測、基礎体力や技術力が求められます。
    積雪期登山は、特に天気予測が重要となり、一歩判断を誤れば簡単に命を落とすような状況になりかねません。天気が不安定な場合は登山の中止、ルート変更の判断ができなければ積雪期の登山はできません。無積雪期登山のみを楽しむ方には驚くかもしれませんが、計画して実際に登頂できるのは30%程度くらいに考えて登ります。晴れて景色抜群の山頂に出会えたら、それはもうなんて幸せなんだと考えましょう!
    近年ではバックカントリーと呼ばれるスタイルも出てきており、こちらはスキーやスノーボードを持って山を登り、滑り降りてくるスタイルとなります。ゲレンデに飽きたらバックカントリーに挑戦してみましょう!!但し、バックカントリーは雪崩と紙一重となります。雪質や雪崩の発生メカニズムなど、バックカントリーをする際には勉強が必要です。

  • フリークライミング

    登攀登山と近い部分がありますが、登攀では山の峰を目指すスタイルに対して、こちらは岩壁を登るもしくは岩壁にあるルートを登る形となります。登山というよりはスポーツの要素もあり、登攀をアルパインクライミングと呼んで、こちらはフリークライミングと呼ばれ、区別されております。最も大きな違いは、アルパインクライミングはロープで安全を確保しているものの、決して墜落を想定していない、落ちてはならないものに対して、フリークライミングは落ちることを想定していることです。その代わりに難しい岩壁やルートに挑戦することができます。峰に登ることが目的ではないため、基本的には道具を使わず、己の手と足にのみでそびえ立つ岩を登っていきます。

    フリークライミング写真

    フリークライミング写真

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