【富士登山と高山病】症状や対策方法は?

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こんにちは!春花です!すっごくお久しぶりです♪

 

今日はきっと富士登山初心者の方が最も不安に思うであろうことの1つ、

「高山病」の症状と対策についてお話ししたいと思います。

 

 

動画はこちら☆★→

 

【富士登山と高山病】症状や対策方法は?

 

 

以前そらのしたが載せた高山病の記事もありますよ~☆★→

【富士登山】高山病にならないために初心者が押さえておく対策・対処法

【富士登山初心者必見!】富士登山の高山病原因を徹底解説

 

そもそも高山病とは?

 

高山病とは標高が高い場所で充分な酸素が得られない時に発症します。

 

つまり富士山を登っていると、標高が高くなるにつれて

どんどん空気が薄くなっていくので、その空気の薄さに慣れていない身体が

色々と不調を起こしてしまうということです。

 

また、標高が高い場所にハイペースで行ってしまうと、

身体が必要な量の酸素を充分得られなくなってしまうので、

このことにより頭痛や高山病の他の症状などを引き起こすこととなるのです。

 

高山病の主な症状は?

 

高山病の症状は普段から運動しているかどうか、睡眠を充分にとっているかどうか、

ごはんをたくさん食べているかどうかなど 程度が異なってはくるのですが、

 

主な症状としては、疲労・頭痛・めまい・

不眠症・息切れ・吐き気・食欲減退などが挙げられます。

 

 

これらの症状はかなり高山病が悪化してきた状態なので、

初期症状としては寝不足のような、二日酔いのような感じになります。

 

そこでそんな症状をできる限り防ぐ為に、対策方法をご紹介します♪

 

高山病の対策方法は?【事前の対策編】

 

まずは事前に準備しておくべき対策についてです。

事前に準備することとして最も大切なのが、睡眠です。

 

これは当たり前のように思えるかもしれませんが、

どんなに登山に慣れているガイドさんでも睡眠不足のまま

登山をすると、高山病の症状が出てきてしまうそうです。

 

なので初心者の方は更に富士登山に向けて日程調整を行って、

前日はしっかりと睡眠がとれるようなスケジュールを組みましょう!

 

高山病の対策方法は?【登山中の対策編】

 

では次は富士登山中に取る対策です。

色々な対策方法があるかと思いますが、今回は5つにまとめてみました。

 

では順番に見ていきましょう。

 

①ゆっくり登る

 

まず富士山の5合目に着いたら、高度に慣れる為に

1~2時間は体を慣らすといいと思います。

 

例えばお昼ご飯を食べたり、水分補給をしたり、

ストレッチをしたり、周辺を歩き回ったりして高度順応をするといいでしょう。

 

ゆっくり登ることで、身体が高度に慣れる時間を与えられるので

普段から体力に自信がある方も少しペースを落としてゆっくり登りましょう。

 

②水分を充分とる

 

先程高山病は酸素不足から起こると説明しましたが

この酸素不足は血液中の酸素が不足し、また脳への酸素運搬が

行われにくくなる為だと思われます。

 

登山中に水分補給をすることは、酸素缶などを使うよりも効果があります。

 

少し難しい話ですが、酸素が不足してくると血液の流れが悪くなるので

血液が運搬してくれている酸素が脳に届きにくくなってしまいます。

 

そういったことから登山中は水をこまめに飲むようにしましょう。

 

ですが水分補給が必要だからと言って水を一気に飲んでしまうと

身体に吸収されないので、とにかく水をこまめに飲むことを心がけてください。

 

③深呼吸をする

 

登山の時、呼吸はすごく大切です。

意識的に時々立ち止まって深呼吸をするといいでしょう。

 

ではどのように呼吸をするのか、ご紹介します。

 

まず最初はゆっくりとストローをイメージして息を吐きだします。

肺に溜まっている空気を全部吐き出すようにしてください。

 

息を全て吐き出さないと息を吸い込めないので、

まずはしっかりと吐き出すことを意識してください。

 

次はゆっくりと息を吸い込みます。胸が膨らむのを意識しましょう。

 

そして吸いきったら1秒程度息を止めて、

肺に空気を押し込むような感じを意識します。

 

休憩する時には正しい呼吸法を意識的に行い

安静にするだけでかなり高山病の対策になります。

 

 

④飲酒や喫煙はやめましょう

 

飲酒や喫煙は、高度が高いところにいる時は

高山病の症状を悪化させる原因となってしまうので絶対やめましょう。

 

また、精神安定剤や睡眠薬なども、呼吸を抑圧する作用があるので

服用するのは危険です。標高が高い場所にいる時は摂取をやめましょう。

 

 

⑤高山病の兆候が表れたら症状が良くなるまでそれ以上は登らない

 

とにかく心がけてほしいのは、高山病が悪化する前に

症状を察知してすぐに対応するということです。

 

高山病の初期症状は、あくびやぼーっとする状態、

つまり寝不足や二日酔いのような状態です。

 

自分1人では少しわかりにくいかと思うので、そういう時の為にも

パートナーや仲間と一緒に登山をすることをおすすめします。

 

そして自分だけではわかりにくい高山病の初期症状を

仲間やパートナーの方が見つけてすぐに対応することで

高山病の重症化をかなり減らせると思います。

 

 

もしも高山病が重症化してしまったら?

 

以上が高山病の対策方法です。

 

もしそれでも高山病が重症化してしまったら、

痛み止めなどの薬を飲み、水分補給をして安静にします。

 

そして症状が落ち着いた段階で下山することがいいでしょう。

 

とにかく無理は禁物なので、自分の身体からのサインを

しっかり見つけてすぐに対応するようにしましょう。

 

では以上で高山病のお話は終わりです。

これだけでも意識して対策をすればかなり高山病を防げるかと思います。

 

その中でも特に事前の睡眠、登山中の水分補給呼吸

とっても大事なので、意識するようにしてくださいね!!

 

ではまた次回~♪♪

 

 

 

 

 

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