富士山登山【吉田ルート(河口湖ルート)】について


吉田ルート(河口湖ルート)は、山小屋や救護所、売店などの設備が整っているため、富士山登山ではもっとも人気があるルートです。
このコースは、吉田口登山道と吉田ルート(河口湖ルート)の2つのルートで形成されており、吉田口登山道は江戸時代の信仰登山に使われたルートで、富士吉田市の富士浅間神社を出発し、6合目で富士スバルライン終点の5合目から出発する河口湖ルートと合流しています。

実際は吉田口登山道と吉田ルートは異なる!?

吉田口登山道と吉田ルート(河口湖ルート)を同じ言い回しで伝えている記載が多く見られますが、正確に言えば違います。五合目まで車やバスで上がって、そこから登っていくのは正確に言うと河口湖ルートとなります。富士山麓にある冨士北口浅間神社から登っていくのが吉田口登山道となります。昔は吉田口登山道がメインルートとして使われておりましたが、自動車道である富士スバルラインが開通して以来、人の流れが変わり、吉田ルートがメインとなりました。吉田口登山道と吉田ルートは6合目にて合流して、吉田ルートの人には45分程度で合流してしまうため、吉田ルートも統合されて吉田ルートと呼ばれることが多いです。

【吉田ルート(河口湖ルート)】登山の難易度

富士山1合目の富士浅間神社からの出発するのが本来の吉田口登山道ですが、ここから登るとなるとかなりの体力が必要となるため山に慣れた健脚向けのコースといえます。ですから、体力や山に慣れていない初心者の方はバスや車で行ける5合目の河口湖ルートからの出発が適しています。
5合目は標高約2300メートルであり、山頂までの標高差は約1400メートル、歩く距離は約6.3キロ、標準コースタイムは登りが約6時間、下り約3時間が目安となります。
富士山には須走・御殿場・富士宮ルートなど、主要登山道が4ルートありますが、標高差・距離があり、コースタイムが1番掛かるのが御殿場ルートで、2番目が須走りコース、3番目が吉田ルート(河口湖ルート)、4番目が富士宮ルートとなっています。
吉田ルート(河口湖ルート)登山道も整備され、山小屋や救護所も整備されているので人気のコースです。しかし、登山道を歩いていると日差しの強い時期には身を隠す場所がなく、高山病も恐れもあるので、ゆっくりと無理せず、適度な休憩と水分補給は欠かせません。また、富士山は周囲に山がない独立峰なため、突風や雷雨など急激な天候の変化への注意も必要となります。
子どもから高齢者まで気軽に登れるイメージがある富士山ですが、侮ると痛い目に遭うのが登山ですので、楽しい登山にするには体調管理や装備などは抜かりなくしておきたいものです。

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吉田ルートから見る景色

【吉田ルート(河口湖ルート)】アクセス・集合場所

吉田ルート(河口湖ルート)の出発地点は富士スバルラインの5合目ですが、電車が通っていないので車かバス、あるいはタクシーでアクセスします。
夏の登山シーズンはマイカー規制のため、一般の自動車では入山できないため、麓の駐車場に車を止めてシャトルバスの利用となります。高速バスの場合、都心や名古屋、大阪などの各所から5合目まで直通バスが出ており、予約制で確実に座っていけるので利用する価値は高いでしょう。但し、途中でコンビニなどで買い物ができないため、食料や飲料水が必要なときはあらかじめ確保しておきましょう。
電車で最寄駅からバスという手段もありますが、シーズンなどは座席が確保できなかったり、電車とバスの乗り換え時間が合わず時間をロスするなどが考えられるので、事前にしっかりとバスの時間や本数などの確認を怠りなくしておきましょう。

吉田ルート五合目の様子

吉田ルート五合目の様子

【吉田ルート(河口湖ルート)】山小屋について

吉田ルート(河口湖ルート)の特徴の一つは山小屋の数が他のルートに比べて多いことにあります。山小屋の営業時期は基本的に山開きをする7月1日から8月末まで(一部で9月の中旬まで営業する小屋もあります)、5合目から8合目半の間までに山小屋はあり、頂上付近にはありません。
それぞれの収容人員は100名から多いところでは300名ありますが、人気のルートだけあって夏のシーズンは大変に混み合います。個室などはなく、大部屋で1人につき布団一枚分のスペースが割り当てられます。急な体調不良などによる予定外の宿泊や休憩には対処してくれると思いますが、基本的に予約が必要です。夜遅く到着しても入れないこともあるので、あらかじめ到着予測時間をしっかりと確認しておきましょう。
富士山では水が貴重なため入浴や洗面、手洗いなどの水場がないので、飲料水や手を拭くウエットティッシュなどは各自で用意しておきましょう。

吉田ルート山頂

吉田ルート山頂

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