【トレッキングポールの選び方】その①


トレッキングポールとは?何をするもの?


”トレッキングポール”とは山登り用の杖のことです。”ストック”と言い換えたらピンと来る方もいらっしゃるでしょうか?。

スキーもストックを使いますが、スキー用とは別物の登山専用ストックがトレッキングポールです。

簡単にどんなものか説明すると、「歩行時の推進力が増し」「登山中に足にかかる負担を手に分散させて脚やひざの疲労を軽減つまり筋肉・骨への負荷を軽減し、転倒を防止する機能」があります。

さらに滑りやすい地形小川を渡る際など使用者を助け、テントの支柱になったり・・・と便利なアイテムです。

グリップの形状やポールの材質、収納方式など豊富なバリエーションが出回っています。ではどのような種類のトレッキングポールがあるのか見ていきましょう!

トレッキングポールの材質

今回は”トレッキングポール”の材質で代表的な【アルミ】と【カーボン】の2種類を紹介したいと思います。

【アルミ製ポールの場合】

アルミ製のポールは衝撃に強く、折れにくいので少し傷んだ状態なら修復が可能なモデルもあります。

カーボン製ポールより重めのものが多いですが、しっかりしたメーカーのものは、バランスが良いので、とても使いやすくできています。カーボン製ポールより比較的安価に手に入り、カーボン製ポールに負けず劣らずの性能を発揮するので、初心者から上級者の方まで、万人向けとして幅広く使っていただける材質です。




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【カーボン製ポール】

アルミ製ポールより軽量なのが魅力の一つ。カーボン特有のしなりを利用して衝撃を吸収します。

荷重に対しての強度は高いようですが、1点に対する衝撃に弱いようで岩などにぶつけた際に出来た裂け目が原因で折れてしまうこともあるようです。

アルミ製ポールに比べると値段がかなり高いのが難点です。

トレッキングポールの収納方式

トレッキングポールは持ち運ぶ際にコンパクトに収納することが出来ます。今回はその機能を2種類紹介します。

【テレスコーピング(伸縮)収納方式のトレッキングポール】

望遠鏡(テレスコープ)のように伸縮して収納するモデルです。

メリットとしては、『長さの調整幅が大きい』『構造的に強度を出しやすく、長い実績があるタイプのため、ユーザーの信頼度が高い』などなど・・・。

持ち運ぶ際に、畳んでも少し長いため、ザックの外側に取りつける形で持ち運びます。
シンプルで使いやすく、様々な場所に対応できるため、初心者からベテランまで、多くのユーザーに愛されるタイプです。

【折り畳み収納方式のトレッキングポール】

三節混のように分割したポール(シャフト)をワイヤーで繋ぎ、簡単に組み立て・収納ができるのがメリットです。

コンパクトにたためるので、ザックやスーツケースにも入って持ち運びがとても便利です。

また、持って振った時の重量が軽く、誰にでも扱いやすいタイプと言えます。

しかし欠点として『(シャフト)の接合部分の強度が弱め』、『(テレスコーピング式に比べて)長さの調節範囲が狭い』などがあります。

下りで大きな体重をかけて保持するような場所が長く続くような場合は、テレスコーピング式(伸縮式)を選んだほうが良いと思います。




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トレッキングポールの補助パーツや機能

【バスケット】

地盤が緩い地形(雪上など)や深い砂地等で、ポールが深く刺さりすぎてうまく体重が支えられなかったり、バランスがとりづらく転倒してしまうリスクを軽減するためのパーツです。
スキー用のストックには標準でついているリングのようなパーツで、「刺さりすぎ防止機能」と呼んだら納得していただけるかな、と思います。

取り付け・取り外しが自由にできる機種もあります。
通常の場所や岩場やなどを歩く際にはあまり使いません。

 

【アンチショックシステム】

ポールの先端(接地部分内部)やグリップにスプリング(衝撃吸収機能)が内蔵されていて手首や腕にかかる負担をスプリングが吸収するようにできています。

構造が複雑になる分、重量が増えますが、手首などの負担軽減にアンチショックシステムを搭載したモデルを使う方もたくさんいらっしゃいます。

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さいごに

様々な機能を紹介してきました。それを踏まえて『もし、初めて富士山を登る』とすると・・・

まずは「アルミ製」+「テレスコーピング式」+「アンチショック無し」のトレッキングポールがベーシックで使いやすいと思いますが、振った時に軽いものが欲しい、衝撃吸収機能が欲しい、ザックの中にしまいたい・・・など、材質や収納方式・アンチショック機能付きなど、好みに合わせて選択の幅を広げて頂くと良いかと思います。

トレッキングポールは、登りでは推進力が増し、下りでは脚やひざの負荷を軽減してくれるとともに転倒の危険も軽減してくれます。

文字通り「転ばぬ先の杖」として大活躍ですが、トレッキングポールを過度に信用しすぎず、普段から足腰のトレーニングをされることも大切です。

なお、今回ご紹介した材質・収納方式だけでなく、グリップ形状の違いや、歩行する地形でも使い方のコツがあったりします。

また別の機会に《形状による違い》《シングルストック・ダブルストック》について等のご説明をさせて頂きたいと思います。

ではまた次回!

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