家族でキャンプ!【ファミリーキャンプの魅力とスケジュール】

キャンプの初心者向け基本情報

家族でキャンプ!憧れますよね。いつか行きたい!なんて言ってたら子供が大きくなって部活で忙しくなってしまった、なんてことになってしまうので行きたいなと思った時が適時です!

キャンプでは、気温差が激しい野外で寝泊りを行うためにキャンプをする時期を配慮したり、アウトドアに必要な備品をしっかり揃えることが大切です。その他、適度なサイズのテント、キャンプ料理、体調管理を重視した用品の準備が求められます。

色々考えることは多いけどいつかは行きたい家族キャンプ。今日はそんな方に少し参考になれば幸いです。

家族キャンプの魅力

自宅の生活とは違う、川原や高原でテントを張り周囲の自然を満喫しながら一夜を過ごすキャンプは、家族と触れ合う良い機会になります。川場で魚を釣ったり、飯盒でご飯を炊いたり、焚き火で料理を作ったり、寝泊りするためのテント作りなど日常生活ではできない体験ができると思います。

普段、仕事や家事で忙しくて知り得ることのできない家族の一面をこの体験で発見、交流して、そしてより絆を深めることが出来るでしょう。

また、こういった経験はお子さんのみならず参加者全員の良い思い出になります。

後で触れますが、子供とキャンプに行ける機会ってそう多くないのです。アウトドアによって川や木々の自然に触れ合うことは、大人でも子供でも脳の成長や体の負担となるストレスの解消に効果があります。休日、夏休みといった長期休暇を利用して外ならではの経験を積んで見るのはいかがでしょうか。

そらのしたレンタルお客様体験レポートより

家族キャンプの諸事情・難しさ

家族でキャンプに行くのはとても憧れますね。しかし家族でのキャンプは行く機会が限られるとの記事を読んだことがあります。要するに子供が特定の年齢の時にしかキャンプに行こうと誘っても行きたがらないということです。

子供が小さすぎても不安ですよね。子供が大きくなると行きやすくなりますが、中学や高校になると部活が忙しかったり、友達との時間の方が大切になったりするので家族でキャンプに行くことを望まなくなってしまいます。

実質、家族でキャンプに行けるタイミングは子供が小学生の数年間ではないかとのことです。兄弟・姉妹がいるとより一層タイミングが難しくなり、家族でキャンプに行ける時期は結局2~3年程度しかなかったとの回答が多かったことを記憶しています。ちょっと寂しい気もしますが、そんなものかもしれませんね。

そらのしたレンタルお客様体験レポートより

家族キャンプは子供に良い影響?

ある芸能人の方が家族でキャンプに行かれた話をラジオで聞きました。ある島でキャンプをされたそうです。普段は子供がいっつも家でゲームをしていて、外に出かけた時でも携帯ゲーム機を離さず、どこへ行ってもゲームをしていたようです。

でも島でキャンプをしたとき、なんと子供は一度もゲームをしなかったと言っていました。ラジオでその芸能人の方は、子供は楽しい事を純粋に楽しんでいるだけで、キャンプで見るもの、触るものがとても新鮮で楽しかったんではないかと言っていました。

大人はゲームしか子供の楽しみを与えられていなかったからゲームばかりしていただけで、ゲームより楽しいものがあればそれに興味を持つのではないかとのことでした。子供を持つ親としては考えさせられるエピソードですね。

そらのしたレンタルお客様体験レポートより

家族キャンプの時期

家族という多数の人間がアウトドアを体験する場合、大抵の場合、子供が夏休みのシーズンとなる8月や比較的気候の安定した9月・10月の連休にアウトドアを利用する人が多いです。

アウトドアは外で過ごすことが多いので、初めての家族キャンプになると寒さが厳しくない7~9月に実施するのが良いでしょう。アウトドアでは寒さが最も気を付けなければならないシチュエーションなので、慣れてきてから春や秋のキャンプに挑戦していきましょう。

ただ、ある人が言っていた言葉で「冬こそアウトドアの神髄がある」と言っていました。雪山に登る私としてもその言葉に共感します。いずれ冬や雪のあるキャンプを楽しんでもらえたらアウトドアのさらなる広がりが感じられると思います。

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家族キャンプの必需品

調理器具からキャンプ用品まで多くの必需品を準備してこれらに取り組む必要があります。しかし、冬季前で朝晩の気温差が激しくなるため、最低限野外生活を行う際は自分の体調を優先した、寝る用、食べる用の備品を準備しましょう。

寝泊りするためのテントは4人家族であれば2.5から3mの正方形がベストであり、それ以上になると3m四方のものが下限となります。外の天候は決して安定したものではなく、霜や突然の雨などに対した装備の防水、撥水性能がしっかりとしたテントが必須です。

先に紹介した7~9月にキャンプを実施する場合、夜の寒さが厳しくないメリットの一方で、日中の日差しがきついというデメリットもあります。林間部で木が多く日よけがたくさんある場合であれば良いのですが、テントサイトでは日よけがない事が多いので、そんなときに役に立つのがタープです。タープがあれば日よけをしながら、野外の風を気持ちよく感じる事ができるので、状況に合わせて用意したい一品です。

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家族キャンプの料理

キャンプでの楽しみと言ったら野外料理です。すごい調理器具を揃えて、ピザを焼いてみたり、丸ごとの鳥をダッチオーブンで煮込んだりすることに夢を描きたいところですが初心者にはちょっとハードルがあります。ただ、せっかくのキャンプですから普段の家庭料理とは違った形で楽しみたいですよね。普段はお母さんが料理をしているならばキャンプでは頑張ってお父さんが料理を振舞ってみたいですね。

さて、どんな料理ができるかと言ったときに、まったくの始めての状況でテント設営ややる事が多い為、BBQが中心となると思います。BBQだけじゃ味気ないのでご飯を炊いてみようとチャレンジされる方は下記のブログを参考にしてみてください。

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家族でキャンプに役立つ料理のコツ

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家族キャンプをするならキャンプ用品買う?レンタル?

家族や休暇期間の都合により、誰しも定まった期間に必ずアウトドアを行うとは限りません。季節によって、テントや寝袋を始めとする必要なキャンプ用品の用途や性能が異なります。

その為初心者など日頃アウトドアに慣れてない家族にとって全ての備品装備を最初から購入するのは難しいでしょう。現在、各種ウェブサイトにて必要なキャンプ用品を揃えてレンタルするサービスがありますので、これらの利用をおすすめします。

お店によっては初心者向けのセットレンタルも用意していて、購入すれば5万円~10万円もするものが1万円~2万円程度でレンタルできると思います。今後キャンプ用品を購入する際の参考にもできますので、一番最初は一式レンタルしてみるといいと思います。

これなら、わざわざ多くの金銭を消費することがないほか、備品を片付けるスペースを自宅に用意しなくて安心です。またレンタルする際には、お店によってそのメンテナンス方法はさまざまなので、口コミなどを参考にしてメンテナンスが行き届いているお店を選択したいですよね。

商品を購入するのとは違って、どんなサービスを提供してくれるかを数字で表すことはなかなか難しいため、実績・利用者の声・ウェブサイトのインスピレーションなどを総合的に加味して、慎重に選んでみてください。

家族キャンプの一日のスケジュールをシミュレーション

東京在住、子供二人のご家庭のキャンプスケジュールをシミュレーションをしてみました。富士山の麓、富士五湖の一つ西湖のキャンプ場を利用するイメージです。

7:00 ちょっといつもより興奮気味で起床!今日は家族でキャンプだ!

9:00 キャンプ道具を車に積み込み。忘れ物はないかな?チェックリストを使ってキャンプ道具を最終チェック

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11:00 河口湖ICに到着。近くのスーパーで今晩のキャンプ料理、ドリンク、翌朝の朝食を買っていこう。さすがキャンプ地のスーパーでは、BBQセットなどキャンプで使えそうな食材がいっぱい!

12:00 お昼は手短にどこかで食べていこうか?山梨県ではほうとうや吉田うどんがご当地料理として有名みたいだよ。

14:00 西湖のキャンプ場に到着。チェックインして、キャンプサイトまでキャンプ道具を持っていこう。こんな時にアウトドアワゴンがあると便利だね。※チェックイン時間はキャンプ場によって異なりますので、各自チェックしてください。

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14:30 テント設営にチャレンジ。今回はキャンプ大定番のコールマンのタフワイドドーム!テントの立て方が心配だからネットでもチェックしておこう。もう子供はテントをみて大はしゃぎ。

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15:30 テントも設営したししばし休憩。子供が湖で遊んでいる間、キャンプチェアで腰かけてコーヒーでも飲もう。至福の一杯だね。子供は相変わらず元気に走り回ってるね。自然を駆け回る姿がなんだかいいな。

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16:15 夜に向けてランタンの準備。キャンプでは灯りがとても重要だと聞いたぞ!まずはテントサイト全体を照らすメインキャンドル。後はテント内でも使えるような電池式のLEDランタン。これでぱっちり!

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16:30 夜は少し寒くなるから焚火の準備をしよう。

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17:00 近くに温泉施設があるみたいだから入りに行こう!温泉に入れてうれしいな。

18:30 さて、夕食の準備だ。今回はキャンプ定番のBBQ。頑張って火おこししよう。あとせっかくだから飯盒でご飯の炊飯にチャレンジ。

19:30 だいぶ暗くなってきた。ランタンの灯りが雰囲気あっていいね。夜は特にキャンプしてるって感じがする。

20:00 夜も深まってきた。ちょっと肌寒くなってきたけど、焚火を囲んでお酒を飲みながらいつもではできないような話をキャンプではできるんだな。しかも星がきれいだなぁ。

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21:00 盛り上がってだいぶ話は尽きないけど、そろそろ寝る事にしよう。周りのテントサイトの人にも迷惑が掛からない様にしないとね。火の始末を確認して、おやすみなさい。

翌6:00 いつもだったらまだ寝ている時間だけど、もう日が昇ってテント内も明るくなって目が覚めてしまった。子供と湖畔をちょっと散歩しよう。気持ちいいな。

7:00 さて朝食だ。もう炭や薪を使うと後始末が大変だから朝食はガスバーナーを使った料理にしてみた。チーズトーストと目玉焼きとウインナーとコーンスープ。子供たちも喜んでくれてよかった。

8:00 朝食の片付けをお母さんに任せて、ちょっと子供たちと遊ぼう。フリスビーでもしようか。外で遊べるってきもちいいなぁ。

9:30 さあ、みんなでテント撤収しよう。朝露でテントがちょっと濡れていたけど、朝日に当てて十分に乾かすといいみたい。

10:30 名残惜しいけどキャンプ場のチェックアウトしようか。この夏の家族のいい思い出ができたなぁ。※チェックアウト時間はキャンプ場によって異なりますので、各自チェックしてください。

12:00 せっかくだからお昼ご飯もご当地で食べて帰ろう。昨日は吉田のうどんを食べたから今日はほうとうを食べようか。

15:00 家に到着。でもまだ終わりじゃないぞ。車からキャンプ道具一式を降ろして、汚れてしまった道具を軽く拭いて乾燥させてから終おう。大変だけどこのひと手間が道具を長持ちさせるコツらしい。特にテントはすぐにカビが生えてしまうから濡れていないか最終チェックしておこう。

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17:00 キャンプ道具の片付け終わった!今日はもうだいぶ疲れたぁ。キャンプで余った食材でお母さんに夕飯を作ってもらって、今日は早く寝よう。楽しいキャンプだった。

そらのしたキャンプ

キャンプ用品のレンタル事業を展開して10年超のそらのしたスタッフ。スタッフ内にはキャンプインストラクターを取得したベテランキャンパーやキャンプだけでなくアウトドア全般に精通したスタッフも在籍。山梨県富士吉田市に拠点を置き、「遊び心あふれる仲間づくり」をミッションに活動する。

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