富士山は夏でも冬並みの寒い山【富士登山の防寒対策】


富士登山をした人に大変だったことを聞くと、高山病などの次に「想像以上に寒かった」と言います。寒いことを理解してしっかりと準備をすれば寒さも苦労するほどにならないため、しっかりと防寒対策をしていきましょう。

富士山頂では真冬並みの寒さ

一般の人が富士山に登れる時期は7月から9月中旬までの2カ月半。これは真夏の季節ですね。都心では連日30℃を超える猛暑。夜も寝苦しいくらいの真夏の真っ最中に富士山へ登るわけです。当然、冬の寒さなどすっかりと忘れてしまっている時期です。そんな時期に「富士山は寒いですよ!」と言われてもピンと来ないのは仕方がないことかもしれません。結局不十分な防寒対策で、いざ山頂付近になると「寒くて耐えられない!」となる方が非常に多いです。

それもそのはず、この時期の富士山の最高気温は平均7~8度程度。最低気温は2~3度程度。これは都心の1月、2月の気温とそんなに変わりが無いのです。まさに真冬ですよね。真冬に夏の恰好をして外を歩いていたら1時間も持ちません。

標高が高く、太陽が当っている時は実は結構暖かいです。気温は低くても暖かく感じます。でも夏の富士山はかなり雲に隠れやすいのです。太陽の光が雲に遮られると…急激に寒くなってきます。富士登山をしている最中ずっとお日様が照っているなんて都合のよい状況を期待せず、しっかりと防寒対策をしていく必要があるのです。

富士登山の寒さの3大要因

富士山がなぜ真夏でもそんなに寒いのかを簡単に説明していきますね。

富士山は標高が高いから

標高3776mの富士山と標高数十メートルの東京ではそもそも基本的な温度が違っています。標高が100m高くなるとおよそ0.6℃気温が下がります。ということは東京都の差が約3700mだとすると標高要因だけで東京都の差は22℃生じます。東京が30℃の時、富士山頂は8℃ということですね。

富士山では風が強いから

富士山では東京都は比べ物にならない強い風が吹きます。なぜなら富士山は独立峰だからです。周りに遮ってくれる山がほとんどない。しかも富士山より高い山が無いわけですからどうしたって山頂付近では強い風が吹きます。風による寒さを侮ってはいけません。夏ですら扇風機の前に風量「強」にして風に30分でも当っていたらものすごく体が冷えます。バイクやスクーターを乗っている方は風による冷えを感じると思います。まさにその現象が富士山で起こります。山頂付近で5m/sくらいの風になることはよくあることで、体感として5℃は低くなることでしょう。

富士登山は真夜中に登るから

単純なことですが昼間と夜では気温が異なりますよね。富士登山も昼間の暖かい時間帯だけ登るのであれば、寒さもそれほどではありませんが、ご来光を山頂で見ようとすれば、真夜中に山頂へ向かって登山をしなければなりません。ということは一番寒い時間帯に行動しなければならないですよね。このような要因が重なって、富士登山ではもはや体感で氷点下状態になるのです。

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