ランタン(灯り)は重要だから必ず持ってって!【ランタンの種類と選び方】

キャンプの初心者向け基本情報

そらのしたコボです。
今日は、ランタンの種類と選び方について、ご説明致します!

まずはランタンについて一言言わせてください。

ランタンはキャンプを左右する!

ランタンの重要性

ランタンはキャンプの思い出を決めてしまうと言っていいでしょう。
それほどランタンは重要なキャンプギアなんです。初心者に軽視されやすい道具なんですが、「ランタンだけはしっかり持っていけ」とお伝えしたいです。

それはなぜか?

キャンプの快適性はランタンで決まるからです。
街に住んでいると夜が暗いことを忘れるくらい灯りがたくさんあります。でも、自然の中ではもちろんそんな灯りはありません。真っ暗では何もできません。語り合うにしても真っ暗で語り合っても表情が分かりません。そう、すべては灯りがあってこそ成り立つのです。

こちらそらのしたでレンタル頂いたお客様からお送りいただいた写真ですが、こんなすてきな空気感もランタンの灯りがあってからこそですね。ランタン無かったらほぼ真っ暗です。

ランタンの失敗談

私もまだキャンプ駆け出しのころ、ランタンで失敗したことがあります。もう20年前くらいになりますが、友人とバイクツーリングをしながら旅をしていました。

1週間くらいの旅だったので、テントと寝袋などの基本的な道具は持って行ったのですが、駆け出しのころだったのでランタンにまで気が回りませんでした。

必ずキャンプ場に泊まるというわけではなく、移動で疲れた先で公園なりユースホステルなりキャンプ場なりで寝どころを探すという行き当たりばったりな感じで旅をしていました。

初日は公園に泊まりました。今考えれば幸運だったなと思いますが、幸いにも公園に常夜灯があったんです。灯りがあったからその場所を選んだというわけではなく、屋根があって雨が降っても安心だからというところがポイントでした。

ずっとバイクで走りっぱなしで夜8時頃になっており、そろそろ泊まる場所見つけないとヤバいぞと思っていたので焦りながら寝どころを探していたのを覚えています。常夜灯のおかげでその日は屋根のある快適な場所で一晩過ごすことができました。

2日目はキャンプ場にしました。1日目の寝どころ探しが大変だったので、ある程度目的地を決めて、2日目はキャンプ場を目指して移動しました。完全に日が落ちる前には目的のキャンプ場に到着し、日があるうちにテントを立てることもできました。

そしてお疲れ様ということでディナータイムです。1日目はろくなものを食べれなかったので、手を掛けてごはんを炊き、シチューを作ったんです。テントを立てる時点でもうだいぶ暗くなってましたので、料理が完成する頃には完全に日が落ちました。暗くなってどんどん作りにくくなっていくと思ったものです。

この日は移動は無いのでビール片手に乾杯!さあ食べようと思いましたが、いや、もう真っ暗で、料理がどこにあるかも分かりません。手探りで何とか食べるも…何となくおいしいけど、暗くて味がよく分からないという経験をしました。灯りがないことでここまで料理が変わってしまうのかと衝撃を受けた瞬間でした。

もうこんな惨めな思いをしないと決め、次の日、道中のホームセンターで小さなランタンを購入しました。

灯りは料理の味をも決めてしまうのです!

ランタンの種類

ランタンは主に3つの種類に分かれていて、燃料(灯りの元)の種類によって区分します。

  • ホワイトガソリン
  • ガスカードリッジランタン
  • 電池式ランタン

それぞれにメリットとデメリットがあるので解説していきますね。

★キャンプといったら、やっぱり「ホワイトガソリン ランタン」の灯りで楽しみたい!

チューブマントル
キャンプの夜の灯りは、やっぱりホワイトガソリン燃料のランタンが趣があります!
ガソリン入れて、ポンプで圧縮して、ポッと・・・

下記のガスカートリッジのランタンよりちょっとばかり手間はかかりますが、やっぱりキャンプの夜は、道具を使うことも楽しみたいものです。

そう・・
例えれば・・

バーベーキューは、ガスコンロではなく、炭火で焼きたいですよね?
はい、そんな感じです笑

キャンプそのものを楽しみたいなら、やっばりホワイトガソリンランタンには勝てませんよ!

そらのしたでは、「ノーススター チューブマントルランタン」、「ワンマントルランタン」がこのタイプとなります。

★お手軽に火の灯りを楽しめる「ガスカートリッジ ランタン」

LPガス

火の暖かさをしっかり感じられて、かつお手軽簡単なのが、「ガスカートリッジ ランタン」です。「ガスランタン」とも呼びます。
燃料はイソブタンのカートリッジになっていますので、運搬や取り付けが簡単で、安全です。そしてホワイトガソリンのようなポンプアップ作業が無いので簡単に点火できます。

ブタンガス
明るさも、「ホワイトガソリン ランタン」に負けていません。キャンプ初心者の方でしたら、こちらもおススメです。

そらのしたでは、「ノーススター 2500LPガスランタン」がこのタイプとなります。

★「電池式LEDランタン」

LED
さらにお手軽で簡単なのが、火を使わない「電池式LEDランタン」です。
なんといっても、火を使わないので、テント内でも使えます。
また、そらのしたでお貸ししている「クアッドLEDランタン」なら、4つに分割して懐中電灯代わりにも使えます。
燃料(電池)の調達がしやすいので、急なお出掛けでも大丈夫です。

ランタンの使い方 ワンポイント

ランタンはただあればいいというわけではないのです。初心者には見落としがちな使い方のポイントがあります。それは灯りは上から照らすということです。

普段家などについているライトは当たり前のように上に設置されています。そのため周囲が照らされて私たちが夜でも問題なく暮らせるのですが、ライトが横からとか下から照らされる状況を想像ができません。

キャンプに行った場合、上から照らされるということはなく、何か工夫をしない限り、テーブルの上に置いて照らされる等になりがちです。これが曲者で、テーブルの上のライトが結構見えづらい。そしていろいろな遮蔽物によってすぐに暗い場所ができてしまう。やっぱり灯りは上から照らされてこそ意味があるんです。

そのようなライト問題を初心者は経験したことが無いので思いつかないのですが、それを解消するための道具がランタンポールです。これがあるとランタンを頭より上に設置することができて、上から灯りを照らすという形が作れます。最初に言ったようにライトはキャンプを左右します。またライトの使い方もキャンプを左右します。ランタンポールがあることでキャンプが一層素晴らしいものにできます!

まとめ

どれを選ぶかは、「キャンプの楽しみに何を求めるか?」ですね!
そして、道具を選ぶ楽しみも、キャンプの醍醐味の一つなのです。

今日のHOW TOそらのしたはここまでです。
では、また次回!

そらのしたキャンプ

キャンプ用品のレンタル事業を展開して10年超のそらのしたスタッフ。スタッフ内にはキャンプインストラクターを取得したベテランキャンパーやキャンプだけでなくアウトドア全般に精通したスタッフも在籍。山梨県富士吉田市に拠点を置き、「遊び心あふれる仲間づくり」をミッションに活動する。

そらのしたキャンプをフォローする
そらのしたスタイル
トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました