富士登山初心者の方必見!
富士山は日本を代表する山でありますから非常に身近な存在と感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、油断をして甘く見ていると、遭難等の大きなトラブルになってしまうので気を付けなければなりません。富士登山の初心者の方に、これだけは注意した方が良いという事をご紹介致します。
富士登山ができる時期・シーズンについて
富士登山のシーズンは登山道によって開通期間が違いますので注意をしなければなりません。基本的に富士登山の開通時期については、7月上旬から9月中旬になっています。ただし、雪が残っている場合ですと開通時期が遅れてしまいますので公式ホームページ等でチェックをしておく必要があるでしょう。登山道が閉鎖されたならばどんなルートでも通行をする事が出来ません。さらに雪が降る冬季では気象条件の厳しさから滑落、遭難が多発していますので気をつける必要があります。さらに大雨等が降った場合も危険ですので登山道は閉鎖される事になるのです。
富士山はとても有名な山で多くの登山客が来ていますが、山は山ですからシーズンから外れた時に富士登山をするのは危険ですので気をつける必要があります。
富士登山のルート・コースは幾つかある
富士登山ですが4つのルートがありますので初心者の方はチェックしておいた方が良いでしょう。初心者用のコースとして人気なのは、山梨県側から登れる富士スバルライン五合目から登る河口湖(吉田ルートとも呼ばれているが、吉田登山道は後述する麓からの登山道となっており、正確に表現すれば、富士スバルラインまで車で行って登るルートは河口湖ルートと表現するのが正しい)ルートとなっています。
山小屋なども途中に多くありますし、自動車ならば五合目まで山のドライブを楽しむ事が出来るでしょう。ただし富士山の自然を保護するためなのと、交通渋滞を回避するために8月上旬から中旬まではマイカー規制が行われるので覚えておく必要があります。
麓から登る吉田登山道は体力に少し自信を持っている方にオススメです。火山鎮護を願い木之花咲耶姫を奉った浅間神社から登る道ですが、昔ながらのルートとなっており、六合目で河口湖ルートからの道と合流します。
富士登山の入山料
富士山は世界文化遺産に登録されていますので、その環境を保存しなければなりません。そのためには費用の負担が大きいので、2014年現在で富士山保全協力金として、任意ですが一口1000円の入山料がかかります。対象者としては、富士山五合目から山頂方面を目指す登山者が任意で支払う形となります。
支払う方法としては、県営五合目総合管理センター前、吉田口登山道五合目山小屋付近等が現地受付として支払う事が出来ます。また、富士山有料道路マイカー規制中期間では、県営富士山北麓駐車場で支払うことが出来ます。事前での納付では、山梨県庁のホームページから専用サイトへ行っての手続き後、コンビニエンスストアでの支払いをする事が出来ます。