リュック(ザック)  防水・撥水の方法

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そらのしたコボです!
最近リュックの防水、撥水の方法を教えてください!とのご質問が多いので、今日はあらためて「リュック(ザック) 防水・撥水の方法」について、ご説明致します。

★リュック(ザック)は、基本的に防水ではありません

登山用のリュック(ザック)は、一部のものを除いて、基本的に防水ではありません。
防水にするとザックの重量が重くなりますし、柔軟性が悪くなるためと思われます。

登山中に防寒具、替えの服、寝袋などが濡れてしまうと、時として生死に関わります。
登山をする場合、荷物の水濡れ対策は、とても重要なことなのです。

★レインカバー(ザックカバー)で覆う

ザックカバー

リュック用のレインカバー(ザックカバー)で外側を覆うことで、ある程度の水の浸入を防ぐことはできます。
ただし、風の強い山の上では、雨が横に降るようなことも珍しくなく、レインカバーでカバーしきれない隙間や背面部から水は浸入してきますので、内部にも水濡れ対策を行いましょう。
リュックによって、レインカバーが標準で付いているものと付いていないものがありますので、付いていないものは、サイズに合ったものを別に用意する必要があります。
そらのしたのレンタルザックは、全てレインカバーを標準でお付けしています。

★耐水性のあるスタッフバックで内部を覆う

ビニール袋
荷物を防水性のある袋に入れておけばかなり安心です。
これは、ビニール袋やゴミ袋でもいいのです。
最低限、ザックにザックカバーをした上で、シュラフと着替えはスーパー等のビニール袋に入れるようにしてください。

撥水加工ドロップルーフを施工して水濡れ対策を行う

先ほど説明しましたが、リュック(ザック)はメーカー出荷時点での撥水・防水性はあまりありません。
そらのしたの撥水加工サービス「ドロップルーフ」を施工しておけば、完全防水にはなりませんが、かなり水濡れを軽減することができます。
ちょっとの雨なら、レインカバーを付けなくたって、へっちゃらです!
撥水スプレーとは、持続力が全然違いますよ!

ドロップルーフの効果はこちらの動画をどうぞ!
水をかぶって撥水検証!~ザック編~

今日のHowToそらのしたはここまでです。
ではまた次回!

そらのした富士登山

富士登山用品のレンタル事業を展開して10年超のそらのしたスタッフ。スタッフ内には静岡山岳ガイド協会に所属している者やアウトドア全般に精通したスタッフも在籍。富士山の富士吉田ルートが近い山梨県富士吉田市に拠点を置き、富士山には何度も登った経験を有し、夏だけでなく冬季の富士山に登った経験もある。「遊び心あふれる仲間づくり」をミッションに活動する。

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